俺様からの贈り物*
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「補助…ですか?」
「お前と一緒に鍵を探してくれるパートナーだ」
プレッシャーで気持ちがいっぱいになってしまって、いつもの七星らしさがない相手にせめてもの手向けだと言わんばかりに跡部は優しく言った。
「ただし、これに立候補はなしだ。選ぶのはこいつだからな」
一転、メンバー連中には厳しく言った。立候補しかけたやつが何人かいたからだ。
(ど…どうしよう…一人は心細いから誰かいてくれた方がいいけど、誰がいいんだろ…でもこういうのって、絶対的に推理力が必要よね…)
七星は必死に考え、青学からは乾、立海からは柳を指名した。
「データマンコンビか。なかなかな人選だな。で、氷帝からはどうするんだ? 別に二人だけでも構わねぇが…念のため言っとくが俺様はダメだぜ? 鍵の場所を知ってるんだからな」
わかりきったことだが、面白そうに跡部は笑って言った。
「あの…氷帝でデータマンって方いましたっけ…?」
七星は背の高い二人を見上げずに、こっそりと袖口を合図のように引っ張り、聞いた。
二人もわずかにお互いをチラリと確認して答えた。
「相当するやつは」
「いないな」