俺様からの贈り物*
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「左様でございましたか。承知致しております。では、ご一緒にこちらへどうぞ」
男は立海大のメンバーも青学メンバーとまとめて一緒にすると、改めて先導を始めた。
「来たぜ」
入口から連絡が入ったのか、先ほど着信した携帯をたたむと跡部は忍足に言った。
「時間ピッタリやな。さすが手塚率いる青学や」
自分の腕時計を見て、忍足もいささか感心したように言った。
「立海大もだ」
「あれま、幸村も真面目さんなんやね。それとも…」
七星に逢いたいゆえか…と思いはしたが、それは言葉にしなかった。
「可愛いのう、七星ちゃん。今日のお前さんは格別じゃな」
「あ…ありがとうございます」
屋敷への道すがら、青学メンバーに取り巻かれながら歩いている七星に、遠慮なく仁王が声をかけて来た。
「大胆だね、仁王」
七星の後ろにいる不二が、首を後方へ回すといつもの笑顔で言った。
「ふ、挨拶ごときに気後れしてどうするんじゃ。可愛い子には可愛いと言うてやるんが礼儀ぜよ。まぁ、不二も可愛いと言っとこうかの?」
愉快そうに仁王が笑い、その場の空気が微妙に険悪になった頃、一同は目的地のホールに着いた。