俺様からの贈り物*
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さて、24日クリスマスイブ。パーティ当日だ。しかし、改めてパーティなどと言われては何を着ればいいのやら、朝から七星は鏡の前で一人ファッションショーだ。
「普通にワンピでいいのかな…けど、やっぱもう少し何とかしたいわよね」
まだ中1だし、少ないアクセサリーと格闘しながらも軽い色付きリップで仕上げた。
「バッチリメイクする子もいるけど、柄じゃないし」
鏡の中の自分にうんとうなずくと、七星はもう一度くるりと回転して全身のチェックをする。そしてベッドの上に置いたバッグを手にすると、部屋を後にした。
「わ~お、七星ちゃん今日は一段と可愛い~」
午後2時少し前。正門前に到着するとすでにみんな来ていて、七星の登場で色めきたった。
私服姿なんて滅多にお目にかからないからだ。だが、それは七星側にも言える。テニス部メンバー達の私服姿がズラリだ。
(うわ~春菜がいたら興奮して写メしまくりじゃない?いや、恥ずかしくて無理かな…)
友達の普段の行動を考えこっそりと笑った。