俺様からの贈り物*
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「…無論だ。監督する者がいなければ、他校の前で青学が恥をかく」
桃城と海堂の小競り合いを横目に、もっともらしく大義名分を振りかざした。
(ふふ、君が一番素直じゃないね、手塚)
「先輩方、俺も行ってもいいんでしょ? 全国へ出た1、2年も歓迎って書いてありますよ」
回された来た招待状を読み、顔を上げた切原が幸村達3年生をぐるりと見回して言った。
「ああ、構わないよ。ただ俺は行かないかな…」
氷帝の連中と騒ぐよりは、七星と過ごしたい…そう思った。
「俺もそうじゃな…遠慮しとくぜよ」
「私も映画でも観ようかと思っていましてね」
「そうだな…氷帝メンバーとつるむ気はないな」
仁王、柳生、柳と次々に不参加表明する中、丸井は悩む。
(ぜってーケーキありだよな。跡部んとこなら1ホールなんてしみったれたパーティじゃなくて、菓子だって食い放題だよな…)
またたく間に結論が出た。
「俺行くぜ」
期待に満ちあふれた顔だ。
「じゃ、丸井先輩。俺達二人だけみたいっすけど行きましょ」
「おう」
Vサインを出し合い、丸井と切原はそれぞれに跡部邸のクリスマスパーティを想像しにんまりとした。