俺様からの贈り物*
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「クリスマス会か…それで七星ちゃんが跡部に呼ばれたんだな…」
手塚が封筒から取り出した招待状を見て不二がつぶやいた。
「それ…呼ばれてんのは3年レギュラー限定なんすか…? 」
不二の言葉に反応したのか、探るように桃城が聞く。
「いや…全国へ出た1、2年も歓迎する…とある」
手塚がもう一度、手にした招待状を隅から読み直して桃城に告げた。
「よっしゃ! 行くぜ俺は。海堂は? どうする? 」
「…あ、俺は…」
行く気満々の桃城に比べ、パーティなど煩(わずら)わしい場所になど行きたくもないと思う海堂だが、こと七星が絡むとなれば話は別だ。
「…別に用事はねぇし、何かいいもんでも食えそうだし…行くのも悪くはねぇ…な」
「けっ! 素直じゃねーな海堂は」
桃城がニヤつきながら海堂の首を抱え込み、髪の毛を鷲掴みにしてかき回す。
「…ってめ、何しやがる桃城! 」
「越前は? 」
部屋の隅で始まった、桃城対海堂の諍(いさか)いなどお構いなしに不二が越前に聞いた。
「聞くまでもないっすよ」
愚問だとでも言いたげに、越前は口の端で笑った。
「じゃ、全員参加だね。もちろん手塚も…だよね? 」