俺様からの贈り物*
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(…うん、それはわかりますよ跡部さん。でも…)
自分を招待する理由にはならない…と思い、口を開きかけたところで
「お前を呼ぶのは余興だ」
と、先手を取られた。
「よ…余興!? 」
「そうだ。三校から元レギュラーを集めても野郎ばかりで華がねぇ。お前なら三校のどの連中とも顔見知りだし、気心も知れてる。ミニゲームや宝探しもあるし、何たってプレゼント付きで食い放題だ。来て損はねぇぜ? 」
「食べ放題…プレゼント…」
我ながらあさましいかも…という思いは一瞬頭をかすめるが、誘惑に抗(あらが)えるほど大人じゃない。まだまだ子供な中1だ。
「じゃ、プレゼント交換もあるんですか? 」
急に目が輝く。乗り気だ。
「いや、特に考えてねぇが…」
プレゼント付きなんて、七星一人の限定に決まっている。誰が野郎のレギュラーになぞプレゼントするものか。
「ダメですよ。跡部さん一人があげっ放しなんて。せっかくのクリスマスなんですから、一人ひとつずつ持ち寄って交換しませんか? 」
嬉しそうに七星が言う。
(バーカ…そんな顔で嬉しそうに笑うんじゃねぇよ…)
七星の無邪気な笑顔に戸惑う跡部。