シンデレラは眠れない*
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あたしの言葉に何の疑いも持たず、斜め45度の流し目決めポーズ。
決まりだね、ゴージャス泣きボクロ頂き。
遠慮なくシャッター押しちゃった。
また秘蔵の一枚、マイコレクションが増加。
そのままファインダーを横にスライドさせれば、『アホか』という顔をした伊達眼鏡が。
ついでだけど頂きます。
「なん、俺まで撮ってん? 何に使うん。こんなん新聞ネタやないやろ」
ゆるやかに伊達眼鏡が笑う。
「予備。コメント用かな。いざという時に使えるかもしれないからね。備えあれば憂いなしって言うじゃん」
あたしも軽く言っとく。まずは新聞部対テニス部だからね。
「ふぅん、ま、ええか。星野が言うんやったら」
くすぐったいこと言ってくれる。おまけに、じっとこっちを見てくれちゃって…。
恥ずかしさに耐えられなくなって、あたしは口を開いた。