氷帝ヒロインといつもの青学ヒロインが登場します。
シンデレラは眠れない*
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「あたしが空に近いなら、あなたは草花に近いんじゃない? 」
その子に言われてあたしも返してみた。
「そう…なりますね」
その子も新発見なのか、驚いたような顔の後に、はにかんだ笑顔を見せた。
可愛い。
伊達眼鏡や泣きボクロじゃなくても、この子を守ってやりたいと思う男子は、ゾロゾロといるんだろうな。
「ありがとうございました」
学園祭実行委員会の使用している教室まで案内すると、また深々とお辞儀をしてくれた。
「じゃあね」
その子と別れて自分の教室に向かいながら、思った。
あたしはあたし。今さら縮むなんて出来ないし、縮んだからって可愛いくなるとも思えない。それなら可愛い気のないこの身長で、伊達眼鏡と泣きボクロを追いかけ回すわ。
「うん、その方が有意義。大体守られるなんて性に合わないもん。見取れよ泣きボクロに伊達眼鏡。あたしが君達を守ってあげよう! 」
「そらどーも」
「…は…? 」