氷帝ヒロインといつもの青学ヒロインが登場します。
シンデレラは眠れない*
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昇降口から教室へ向かう階段へ行くため長い廊下を歩いていると、氷帝と違う見慣れない制服を着た少女を見かけた。
来賓用玄関の校舎内案内板の前で、小柄な身体に合った小さな頭をひねっている。
「何かご用ですか?」
事務員がいないのかと思い声をかけた。
「え…」
(…あ)
振り向いた顔には見覚えがあった。
泣きボクロと伊達眼鏡が優しい視線で見つめる少女…。確か青学の1年生だ。あたしの秘蔵写真にも二人に紛れて写っている…。
間近で見ても可愛い…。思わずじっとその子を見つめてしまった。
いいな…やっぱ、普通の男子なら小さくて可愛い女の子がいいよね。
こんな…デカくて可愛い気のない女なんて、誰も相手にしてくれない…。
ため息をついて、その子に話しかけたことも忘れてその場から立ち去ろうしたあたしに
「すみません、学園祭実行委員会ってどこの教室にあるのでしょう? 」
切羽つまったようにその子が声をかけて来た。