Shall we dance?
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「俺は侑士とダブルス組んでるからさ、侑士の行動パターンは掴めるんだ。つまり裏をかいて、アンタと会わせないようには出来るぜ?」
どうするの…という視線で向日はニヤリと笑う。
「俺は練習で何回か日吉とダブルス組んだなぁ…」
滝まで、髪を揺らして七星を見た。
「…………」
(それはつまり、氷帝に来た時はお二人と居ろ…?そういうことでしょうか?)
忍足と日吉。
滝と向日。
(…比べたら一目瞭然じゃないの…片っぽの組は選ぶはずないんだし…)
凄い二択…。
観念した。
「お願いします…」
「OK、任せろ」
にこにこして向日が言った。
「跡部、連れて来たぜ」
ノックもせず、勢いよく生徒会室のドアを開けると、向日は七星の手を引っ張りズンズンと中に入る。
「あーん?なんだ向日、ノックぐらいしろ。礼儀が…」
書類から目を上げた跡部は文句を言いかけて止まった。
「…何でお前や滝までいるんだ?」
跡部は七星の手をしっかり握り込む二人に、『邪魔だぜ』と言う視線を向けた。