Shall we dance?
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(連絡なんて、電話やFAX、メールだってあるんだし、何でいちいち氷帝まで行かなきゃならないんだろう…)
七星は、色々と文句を…あくまで頭の中で言いながら たった一枚のプリントを持って氷帝のある駅で電車を降りた。
違う制服だから、他校生が正門に立つと妙に目立つ。皆ジロジロと七星を見ながら下校する。
(早く生徒会室に行かないと…)
七星は恥ずかしさと気まずさで、一刻も早く急がないと…と氷帝に足を踏み入れてから気づいた。
(なんで生徒会室?実行委員会の部屋じゃないの?)
…と思ったけれど、俺様主催だから…俺様が全権を握っているってことか…。
(納得…)
七星は立ち止まったままの体勢から、また一歩踏み出した。
「何してるの?」
「え?」
声のした方へ自動的に顔を向けると
「さっきから一歩進んでは止まっているからさ、一人で双六でもやっているのかと思ってね」
おかしそうに笑いながら、その人は七星の傍に来た。
ワンレンでサラサラの髪…少し片目が髪に隠れミステリアスな感じが漂う。