水色の恋…白雪姫*
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「俺様にもやらせろ」
「え!?」
(跡部クンが的当て?)
それこそ鳩が豆鉄砲を食らったような、呆けた顔をする千石。
「それなら俺もやらせて貰おう」
「え…手塚クンも!?」
跡部に続いて無表情に名乗りを挙げた手塚に、呆けた顔がさらに広がった。
「じゃ、僕もいいかな?」
「不二クン……」
手塚とは対照的に、にこやかに出て来た不二を見て、もはやどんな顔にしたらいいのか千石もわからない。
突然の跡部達の飛び入り参加表明に、的当ての生徒の列からどよめきが沸き上がると、それはすぐさま校庭中に伝わった。
「で、ルールは?」
太一からラケットとボールを受け取った跡部は千石を振り返った。
「あ、1回3球であそこのボードにある数字に当たれば景品。外れても参加賞」
千石の指差すほうに、120センチ四方と思われる板が立てかけられている。
見れば丁度ダーツのように円が描かれ、それがいくつかのブロックに分けられている。所々に数字の書かれた紙が貼られ、中央の小さな円には1番とある。