水色の恋…白雪姫*
空欄の場合は夢小説設定になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「森山さんがお腹痛いって言ってて、治らないから迎えが来て帰っちゃったの」
「…えっ…」
そう言えば森山さん、登校してからずっと調子悪そうだった…。
私は白雪姫のドレスを着ていた森山さんの姿を思い返していました。
「でね、そのドレスを着られそうなのが渚ってわけだったの」
「……」
私はその時、白雪姫なのにシンデレラを連想してしまいました。ガラスの靴ならぬ、ドレスに合う人を探すって。
「じゃ、あの…」
「そ! 渚で決定だから、午後までにセリフ暗記しとくこと。じゃね、先生に連絡しなきゃ」
「え…あ、ちょ…」
小人の5は、どうなるの?
私はたたんで机に置いた小人の衣装に目を向けたけど、その時はもう、皆いなくなっていました。
「あ…」
「ん? どうかした?」
不二先輩と教室内の展示物を見ている途中で、渚さんからメールが届いた。
「わあ…、あ、実はお友達が演劇で出ているんですが…」
渚さんが、白雪姫の代役で午後の舞台に立つことを先輩に説明した。
「へえ、それは大変だね。セリフを覚え直すんでしょ?」