水色の恋…白雪姫*
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「渚ってば、大変大変、一大事!」
午前の回の幕が降りて、教室に戻って着替え中の私のところに、同じ小人仲間の
「ど、どしたの?」
私は七星さんに会う予定だから、急いで着替えをするためにみんなより早く教室に戻ってたんだけど…。
「これ、渚は着られる?」
「え…」
小人2役の史緒が差し出したのは、ついさっきまで主役が着ていた白雪姫のドレスだ。
「え…?」
私は、ドレスと史緒と、そしていつの間にか史緒の後ろにいる小人1から7までとを、交互に見比べていました。
「…何?」
「あーっ、もう話は後! とにかく着てみて!」
「えっ、マジ? きゃー!」
小人達に取り囲まれて、あっという間に白雪姫に…なった?
「どう? キツくない?」
私を囲んだまま、かなり真剣に皆見てくる。
「その、むしろゆるい…」
「渚、細いから」
「やった! これでOKじゃん!」
歓声が沸き起こる中、私だけわけがわからない。
「…と…」
「あ、ごめん。実はさっきね」
史緒があわてて説明してくれた。