水色の恋…白雪姫*
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「え…」
ハッと私の目が覚めました。
「…夢…? え…今の…夢っ…? 」
あわてて周りを見回しても、六畳の自分の部屋で、間近にいた忍足さんや、しがみついて暖かさまで伝わった跡部様もいません。
(ギャーッ! )
もしかして私、欲求不満?真っ赤になった自分の頬が机の上の鏡に映って、なおさら焦る。
うたた寝の間のわずかな夢…。しかも、念願の跡部様の妹だったし、氷帝メンバーの方とも気楽に話せたし、夢とは言え凄いラッキー。
「あ…どうせなら恋人設定がよかったかな…」
淡い夢が終われば、欲も湧き始めたけど…
「悲恋になっちゃうよね…跡部様は七星さんを大事にしてるもの…」
少し切ないため息をつくと、まだ縫いかけの小人の衣装作りを母親に手伝って貰おうと思い、布地の入った袋を掴んだ。