水色の恋…白雪姫*
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「あ、じゃあ、うちの学校の招待券も、差し上げますね。ぜひ遊びに来て下さい」
七星さんも、学園祭の招待券を取り出した。
「七星さんのクラスは、何をやるの?」
「うちのクラスはバザーよ。不要品を持ち寄って、売りさばくの」
アイスティーのカップにストローを差し入れると、七星さんは言った。
「あ、それもよかったかも。演劇なんて大変」
私もミルクと砂糖をかきまぜながら、台本のセリフを思い出した。
「衣装も作るんでしょ?それは大変よね。でも、渚さんの小人さん、とっても可愛いと思う。楽しみにしてますね」
にっこりと七星さんに微笑まれた。
ん~お兄ちゃんなら気絶してるな。
「これな~んだ」
家に帰ると、お兄ちゃんの鼻先で招待券をヒラヒラさせてみました。
「…何だよ?」
お兄ちゃん、ちょっとうるさそうに本から顔を上げる。
「いいのかな~。そんな態度で。これ青学の学園祭招待券。さっき七星さんから貰ったの」
私は、ちょっとにや~とするとお兄ちゃんの反応を見た。