何も言えなくて…人魚姫の恋
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「海堂先輩、俺も手伝いますよ、人魚姫」
コートに入ると、越前はボールを2、3度弾ませて、帽子のつばの陰からニヤリと笑い
「原作設定なら先輩、泡になるっしょ?俺が景気よく炭酸を10本くらいシェイクして、先輩にぶっかけますから、思いっ切り泡まみれで昇天して欲しいっスね」
にこやかに、ツイストサーブを叩き込む。
「…んだと、コノヤロー!」
カッと来たまま、スネイクで応酬する。
「俺はやらねぇんだよっ!」
さながらマングース対コブラのように、睨み合いながらボールを叩き込む。
「ほぉ、海堂は怒りのゲージが上がると調子も上がるようだな」
フムフムとデータノートに何やら書き込む乾。
「倍疲れそうだけどね」
クスクスと不二が笑う。
「…ねぇ、七星ちゃんのクッキーさ、海堂のヤツどこにしまったと思う…?」
菊丸がチラ…とコートを警戒してから、桃城や河村達に聞く。
「そりゃ…ロッカーじゃないすか…?」
桃城が、すぐに答えた。
「だよね?」
「何する気かな?英二」
やや挙動不審な菊丸に、不二が興味ありげに尋ねる。