125キロの加速 ナツのオトメ3*
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あたしを…好き…なんだろう…。
女の子なら誰もが羨む…不二先輩からの告白…。
でもあたしは…ただ困るだけ……。
(うーん…結局まだ子供なんだな…自分のことながら、著しく恋愛感情が抜け落ちてる…よね?)
『君が俺を振り向くまで待つよ』
あれ…確かそんなニュアンスで…手塚先輩からも何回か言われたような…。
あたし…手塚先輩からも告白されてる…?
(もしかしてあたしって…すんごい鈍くない?)
いきなり、色々思い出されて、あたしは一人赤くなったり蒼くなったり…。
『返事は急がないけど…』
(あぁ…そうか、返事をしなきゃいけないんだ)
あたしは一体不二先輩をどう思って……。
てか今は、手塚先輩のメールが先じゃないさ。
気がつくと、あたしは部屋の中をぐるぐる歩き回っていた。
(考えてもしょうがない)
あたしはため息と交換に携帯を手に取ると、手塚先輩にメールを打ち始めた。
普通に自分らしく…『カラマーゾフの兄弟』が半分まで行ったこと、今日迷惑かけたこと…などを書き込んで…
送信ボタンを押した。