125キロの加速 ナツのオトメ3*
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幸村さんからは、今日逢えたことや、明後日の練習試合で、立海の応援は無理かな…なんていうことが書いてあって、
リョーマくんからは、
《明後日、見に来いよな》
だけだった。
携帯をいったん閉じると、あたしはひと息ついた。
(…約束したから…)
…手塚先輩には、どんな話題を振ればいいんだろう…。
窓を開けて夜空を見上げた。
合宿で見た空とは、やっぱり違うなぁ…。
空の暗さと星の数…。
都会の夜空じゃ星の数は、数えられてしまう…。いくら見渡しても星なんて流れやしない…。
なんてことを考えていたら…
不意に合宿で、手塚先輩に抱きしめられて…おでこにキスされた夜のことを思い出してしまった。
わけもなく恥ずかしくなる。
(んもう…何で急に…)
ベッドに腰かけると、頭を振って記憶を追い出そうとした。
でも、そう思えば思うほど…逆に焼きつけてしまった気がする…。
自然にため息が出る。
今日の不二先輩も…。
2回も言われた…。
(あれ…告白だよね…)
でも、どうしてだろう……。
手塚先輩も不二先輩も、凄く人気が高いのに…。
あたしのクラスの女子も、皆騒いでる…。
その人がどうして─