125キロの加速 ナツのオトメ3*
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「リョーマくん!?」
あたしはびっくりして、後ろを振り返った。
「…戻るぞ。みんな捜してる」
リョーマくんは、ちょっとため息をつくと言った。
「あ、ごめんなさい!すぐ行きます」
あたしはあわてて立ち上がると、立海大の人達にお辞儀をしてお礼を言った。
「構わないよ。突然君に逢えて嬉しかったからね」
幸村さんが穏やかに微笑む。
「花火大会は、まだいくつかある。次は誘おう」
珍しく真田さんが言った。
「越前、君はこの人混みの中、どうやって彼女がここにいるとわかったんだい?」
あたしが下駄を履き終わると、柳さんが興味ありげにリョーマくんに聞いた。
「…簡単ですよ。こいつの行動パターンなら読めますからね」
リョーマくんがにや…と笑ったように見えた。
(何たってこいつはアホだから…)
絶対リョーマくんは、そう続ける気だったに違いない。あたしは内心ムッとした。
「それは、君が彼女とつき合っているから?」
(は?柳さん、突然何を言い出すんですか?)
「ま、そんなとこっス」
(リョーマくんまで!?)