125キロの加速 ナツのオトメ1*
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「…部長さんてマゾなのかなぁ…って…ちょっと思ったんですけど」
一瞬、その場がしぃん…となって、すぐ後に大爆笑が沸き起こった。
「ひひゃ~手塚が…マ…マゾ…ひゃひゃひゃ~」
「ぷ…くく、凄いな七星ちゃん。未だかつて誰も手塚にマゾだなんて言った人はいないよ。どうしてそう思ったの?」
くすくす笑いながら、不二先輩が好奇心満載…でさらに聞いて来る。
「…不二」
話題の主が腕組みをして、不二先輩の後ろに立つと、よけいなことは聞くな…とハッキリとした表情で睨む。
…まずいこと…言った…よね…? 我ながら失言だと思う。
…だから…ホラ…部長さんの視線が…不二先輩から、あたしに…じじじ…と移動して来た。
南極の凍てつくようなブリザードと共に、部長さんの視界に入っちゃいました、あたし…。
その気になればリョーマくんだってペンギンに見えたかもしれない…。
「…さて、今日は俺が送ろう。理由はわかるな?じっくりとお前の考えを、聞かせて貰おうか」
今度は笑顔のない言葉で、言われてしまった。