125キロの加速 ナツのオトメ1*
空欄の場合は夢小説設定になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(気にしない、気にしない)
リョーマくんの言うことは気にしない…。
部長さんに確認だけしなきゃ。
別に…ただのパシリでも構いませんけど。もし…ホントに練習見るのが迷惑なら、潔く立ち去らなきゃダメだもん。
そう思って今日は、なるべく隅っこでそっ…と見た。でも…部長さんのこと考えてたせいか、どうしても目がいっちゃう。
でも…凄いな。強い。うん、見ていて小気味いい。ほんとの試合になったら、もっと凄いんだろうな…。
気がついたら、リョーマくんが目の前に立ってて、じろ…っとあたしを睨んだ。
「…え?」
ハッとして周りを見ると、すでに練習が終わっていて
「七星ちゃん、今日は送らせてくれるよね?」
にこにこと不二先輩が、いつものように言い
「七星ちゃ~ん、オレ菊丸英二もお忘れなく~。一緒に帰ろうよ~」
「ぼんやりするのは、疲れている証拠だ。新作『リフレッシュ汁』を試してみないか?」
そんな…一度に言われても…。
「ふふ…でも七星ちゃん、今日は妙に手塚ばかり見ていたね。どうして?」
不二先輩が、にこやかな鋭さでいきなり聞いてくるから…つい…出来心で…頭に思いついたまま…言っちゃいました。