125キロの加速 ナツのオトメ1*
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「乾、ここはドリンクスタンドじゃないぞ」
手塚がやや呆れ顔で乾に忠告を入れる。
「しかし…」
「…乾汁の理解者や賛同者が増えるのは嬉しいんだろうが、部外者は部室には入れん」
スパッと言い放つが
「どうしてもと言うなら、自分でその子のクラスまで行って、毎日差し入れればいいだろう?」
アフターフォローは忘れない。さすが部長…と言うべきか。
(毎日乾先輩が、あいつの教室まで乾汁を配達…?)
「噂になるね、乾」
軽く睨むように乾を見る不二。
「……」
腕組みをして考え込んでいたが、
「わかった、手塚。そうするよ。しかし、配達は朝の方がいいだろうな…そうすれば休み時間にも補給出来るし…」
誰にともなくつぶやくと、理想的な結論が出てようだ。
「…それは、お前の好きでいいんじゃないか…?」
さしもの手塚も、そこまで関与する気はないようだ。
(…乾先輩 マジか…?)
「どうするんだい?越前」
不二が近づき、リョーマの出方を窺う視線を向ける。
「…別に?青酢が美味しいって言うなら、乾先輩に貰って勝手に飲めばいいんスよ」
それが…?と言う顔で不二を見返した。
「ふぅん 七星ちゃんの教室に誰が通っても気にしないんだ」