125キロの加速 ハルのオトメ*
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思いきり新緑の匂いのする風を吸い込んだ時
「やぁ こんにちは」
明るいトーンの声が爽やかにあたしの耳に入ってきた。
「─え…?」
誰だろうと、声のした方に顔を向けてみたけど…
「…どなたでしょう?」
まるで覚えのない人だ。上級生に間違いはなさそうだけど…。
その人はあたしの反応にクス…と笑って
「どうも、僕は不二…不二周助と言います。一応テニス部の3年です」
「…えっ あっ…たしは七星、高寺七星です。1年です」
あわててピョコンと先輩にお辞儀をした。
(テニス部の人なんだ…。うわ~あたしリョーマくん以外知らないのに…)
「君、越前の彼女なの?」
「─え!?」
いきなり不二…先輩ってば変なこと訊いてくる。
「あの…誰ですか?越前って…あたしそんな人全然知らないんですけど」
「…え…?」
今度は不二先輩が驚いた(ような)顔をした。
「でも、君と越前が部活の帰り道、親しげにしているのを2回ほど見かけたけどな」
「ええ…?」
部活の帰り道に親しげ?
んで、不二先輩はテニス部…この二つを合わせると…