125キロの加速 ハルのオトメ*
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半分怒りつつも、半分は心配してくれてるってリョーマくんの顔見たら、ちょっとわかっちゃった。
でも、ここでそれを言ったらまた『アホ』って言われるからやめとく。
「な~不二ィ、あれでも彼女じゃないのかな~?」
今日もまた、面白がって越前をストーカーする青学三人衆…。
「ふふ…越前はそう言うだろうね。彼女、今日の練習見に来てたけど…」
「え? 来てた? 凄いな不二。目ざといって言うか…よく気がつくもんだな」
感心したように大石が不二の顔を見た。
「ふふ 簡単だよ。越前の目線を追えばいいんだから」
「うーん、そうは言っても…」
思わず顔を見合わせる菊丸と大石。
「それじゃ、ホントどうもありがとう」
ぺこりとリョーマくんに頭を下げると、今度はリョーマくんが
「あ、そうだ。ちょっと」
「え…?」
帰りかけたあたしは足を止めた。
「これ、あんたのだろ?」
リョーマくんがカバンから取り出したのは…だいぶ前になくしたはずのストラップ…。
「え…っ、何でリョーマくんが持ってるの!?」
ストラップとリョーマくんを思わず見比べるあたし。