125キロの加速 ハルのオトメ*
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「ちょっと、何でそこに星が出てくるのさ」
あたしは小さい頃から星が好きで、ここに入学した時も迷わず天文同好会に入った。
大体星とテニス…一体何の関係が…。
「だから、空ばかり見てないで地上にもあまたの星が光ってるんだから、そっちにも目を向けましょう…ってことよ」
くすくす笑いながら春菜はそう言うと 空になったお弁当箱にフタをした。
「そりゃ…そうかもしれないけど…」
あたしは何となく口を尖らせながら、春菜に負けじとお弁当箱のフタをして、でもちょっと気弱に言い返す。
(そんな簡単にあたしの『シャイニングスター』がいるとは思えないけどな…)
ため息まじりに心の中でつぶやくと、窓から空を見上げた。