125キロの加速 ナツのオトメ4*
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「世の中、言わなくてもいいこともあるんだがな」
「いいじゃないっスか、照れなくても」
「いえ、照れの問題ではないと思いますよ」
切原さん、柳さん、柳生さん、と立海の人達がいつの間にかあたしの周りを取り囲むように立っていて、小柄なあたしはすっぽりと隠れてしまい、居心地が悪い…かも。
「あの…」
「よぉ、立海の」
あたしがその場から失礼しようとしたら、
「次は俺達とも手合わせしてくれると、ありがたいんだがな」
跡部さんが、立海の輪に入り込むようにやって来た。
「氷帝とかい? そうだな…氷帝とは関東大会でしか会えないから…少し真田と相談してみるよ」
幸村さんは少し考え込むようにして、跡部さんに答えたけれど、実際スケジュールはきついんじゃないかなって思う。関東大会は間近だし、それが終わればすぐに全国大会だし。