125キロの加速 ナツのオトメ4*
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「しまった! そうだったーっ。 よし、桃、おチビ行くよ!」
「えーっ…俺もっスか…?」
弁当を食べ終わり、空になった弁当箱を包んでいた越前は、はっきりと迷惑そうな顔を先輩の菊丸に向けた。
「何言ってんの! ホラ青学の分確保するには人数がいるんだってば! 海堂も行くよ!」
「…っ、俺もっすか…」
やけに驚いたように海堂も振り向く。
「青学立食捕獲部隊、行って来まーす!」
声高らかに宣誓した菊丸によって、桃城、越前、海堂、そしていつの間にか河村まで引きずられて、5人は控室から姿を消した。
「確保って言うけど、僕らが到着する頃には、英二達が食べつくしていると思うのは気のせいかな?」
フフ、とどこか楽しげに不二が笑うと
「当たらずとも遠からずだろう」
乾もボトルのお茶を手にしながら、同意して小さく笑った。