125キロの加速 ナツのオトメ4*
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「嫌ですね。不二にもムカつく想いを味わって頂きますから…」
(…………)
言葉尻から、観月さんの機嫌が下降していることがわかる…。
(どうしよう…強引に振りほどく…は無理みたいだし、誰かの手を借りる…ってもう不二先輩が来ちゃったし……)
「は~ぁ、まずいな、不二が来ただーね…」
木更津兄弟の隣で、独り言のように柳沢がつぶやいた。
「何で不二が来るとまずいんだ?」
まだはっきりと状況を把握していない木更津兄が、柳沢に問う。
「…観月と不二兄弟が取り敢えずあの子を巡ったライバルなんだ。もっとも…あの子に夢中なのは他にも山といるんだけどね」
サラサラと柳沢が説明する。
「へ…ぇ。確かに可愛いけど…そんなに? 例えば誰さ」
少し目を丸くすると、興味が湧いたのか改めて七星に木更津兄が視線を送る。
「ああ、氷帝の跡部、忍足、立海は幸村、仁王、丸井、青学なら不二の他に手塚、越前…かな。俺が気がついた分だけだけどね」
またサラサラと言う。