125キロの加速 ナツのオトメ3*
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「…そんなにモテる子なのか…?」
「尋常じゃないだーね」
「……お前はなびかないのか?」
「彼女いるだーね。いなかったら危なかっただーね」
「…何気にむかつくんだが…」
「木更津も彼女いないだーね?」
「…殴っていいか?」
「まぁ、あれだーね、青学との練習試合になれば、木更津もお目にかかれるだーね。それを楽しみにするだーね」
サラリと木更津をかわすと柳沢は談話室へと向かって行った。
「…あいつ意外に切れやがる…」
少しため息をつきつつ、
「練習試合なんて面倒だと思っていたが…」
コート外で思わぬ拾い物が見られる…となると少しはつまらない試合も期待出来るだろう…と考えた。
「しかし、モテる子が必ずしも美人や可愛いってわけじゃないからな。こちらは期待はしないでおこう」
自分へのアフターフォローは忘れない木更津だった。
夜になって雨がパラつき始めた。
通り過ぎる車が、濡れた路面の水たまりをはねる音で気がついて窓を開ける。
「…リョーマくんが毎日練習してるって言ったけど…」
この雨が朝まで残ったら、部活は休みだろうな…と思った。
fin.
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