翌日、俺は事務所へ呼びだされた。
少し心配になりながらも事務所に向かった。


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事務所に着くと、白木と、二次選考のときにゲームをしていたやつがいた。
何故、3人もいるのか。何故、呼ばれたのか。疑問は多かったがとりあえず挨拶をして席に座った。

しばらく待っていると、社長とその秘書らしき男がきた。

重たい沈黙が走る。

しかし、社長がその空気を切った。
「えー、とりあえずおめでとう。そして初めまして。社長の佐々木だ。君たち3人はアイドルになれそうな、アイドルに対して情熱を持っていた為、正式にアイドルとしてスタートしていこうと思う。｣

…。え？
「えー！？」
別の意味で緊張がとれた。
しかし、社長は、
「ただし、1人1人ではなく、この3人でユニットとして活動してもらう。方向性はある程度決めてある。どうだい？この話受けるかい？｣

沈黙を破って発する。
「もちろんです。受けさせていただきます。｣
続けて、ゲーム男も言う。
「有難く受けさせて頂きます。｣


白木に注目が集まる。

「とてもありがたいお話です。ぜひ受けさせていただきます。｣


「よし。決まったな。｣
「突然で悪いが明日、夕方5時にここへ来て貰う。マネージャーはこの、隣の波野が行う。あとは波野に任せる。何かあれば私のところまで来なさい。では。」

そう言って社長は退室した。

「突然で驚いたと思いますが、先程、紹介もありました、本日から、あなたがたのユニットのマネージャーをやらせていただく、波野です。皆さんがアイドルとして活躍していけるよう支えていきたいと思っています。よろしくお願いします。」




こうして、ユニットとして、波乱のアイドル生活がスタートした。