ついに合格か不合格かが決まる日になった。郵便がいつ来るか気になり、早朝に起きてしまった。
姉も気にしてくれたようで起きてきた。


ガタンッ
きた。いよいよだ。
姉はそわそわしながらリビングで待っている。
ドキドキする心臓を落ち着かせて封を開ける。



‘星崎さん、あなたは二次選考に合格されましたので、……に………’



……。



…受かった。…え？…受かってる？
「姉ちゃん！受かったよ！！」
姉と一緒に喜び、両親に報告に行く。
とても喜んでくれ、
「今日はご馳走だね！」
と、母が言ってくれた。父は
「気を抜くなよ。」
と、言いながらも嬉しそうにしてくれた。

白木にも連絡を入れる。

''おはよう。通知来たか？大丈夫だった？"
''おはようございます！受かってました！星崎さんは大丈夫でしたか？''
''受かってたよ。ありがとう"
お互いに受かることができたようだ。
ただただ、感謝と喜びしかない。
夢見心地で、その日は母が振る舞ってくれたご馳走を食べ、眠りについた。


次の日からは、三次選考に向けて対策をすることに…。
ここまでこれた。もう少し頑張らなければ。
新たな気持ちを入れ直し、対策を続けた。