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ブログ

見ざる聞かざる言わざる

2019/07/15 10:21
まとめサイトなので、基本pixivの投稿順に作品を掲載しているのだけど、今回思うところがあり、先日pixivにあげた作品をこちらにも載せました。
以下、あとがきのようなもの。
※表題作のネタバレあり

______


表題と同タイトルの話を書いた。
パーティーにお呼ばれするドレッシーな銃マス。
普段よりも大人びて、クレバーで、自分の見目や個性に自信があるホクサイくん。
そんな彼を尻目に劣等感を抱くラブワンくんが主体の話だったりする。


血を青くするための実験で繰り返し壊れるほっくんを手当てするマスターは、ほっくんと同じくらい力を消耗するし、寿命も縮められている。
マスターの力は自分(と弟)の為にあると豪語するラブくんは、それが気に入らないと言うけれど、本当のところは、ほっくんの自信が羨ましいだけ。羨望の対象は、容姿だったり才能だったり。
ラブくんは自分の見た目や中身に自信がない。ジャムる癖もチャームポイントと笑っているけれど、内心すごく気にしている小心者。あえて派手な格好をしているのは、そんな自分の劣等感を隠すためだったらいいな、という誇大妄想。


挑発されたときにヘラヘラと笑ってあしらうホクサイくんが好き。
物凄く嫌そうな顔で「はあ?」と冷たく見下してくるのも捨てがたいけれど、やはり彼にはヘラヘラ笑っていて欲しい。ヘラヘラできるほど余裕かましてくるところが、最高の挑発返し。
誰も好きじゃないし誰も嫌いじゃない。他人の評価に価値はない。大事なのは自分が納得できるか、自分で自分を評価できるか。他人の意見は関係ない。
基本こんなスタンスだから、ほっくんの世界は自己完結している。絶対的なぶれない価値基準が、自分の中にある。つまり、それが自信。彼の余裕はそこから来るんじゃないかな、という誇大妄想。


組ませるキャラクターを変えるだけでぐっと大人びた雰囲気のホクサイくんを書くことができて楽しい。
ファルラブホクは機会があればまた書きたい。

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