あとがきの補足



【土曜日について】
ステーキハウスでファルが有給消化のためベルギー（ついでにパリ、というかこっちがメイン）へ旅立つと聞いた時、「貴方フランス語喋れるの？」と娘ちゃんが尋ねる場面を書き忘れました。ベルギーの首都ブリュッセルでは主にフランス語が話されているためファルさんも話せます。それはもう、パリジェンヌを口説くほど流暢に。
語学ネタは好きですが、この子たち普段何語を話しているのかしら、と頭を悩ませます。



【日曜日について】
89の部屋に「不摂生しましょう」と押しかけヒロインの娘ちゃん。お菓子とアイスとラーメンが大好きな彼女はそれらを食べ過ぎだとファルに注意されるのが鬱陶しく普段は控えているため、この日は箍が外れたように大量摂取した。89の部屋を訪ねたのは一人だと罪悪感が半端無いからと、彼が口堅く秘密にしてくれるから。
二人ともジ◯リのラピュタが好きで、ゴーストも二人に影響された。三人揃えば始めから終わりまでセルフ上映できる。89はパズーをやりたいのにいつも二人に邪魔される。
最後キレ気味なのは、ゴーストと娘ちゃんが自分を挟んでさり気なくイチャッとする事にイラッとしていた事も原因。



【月曜日について】
『トラック野郎』とは、1975年から1979年にかけて東映の製作・配給で公開された、日本映画のシリーズ。全10作。
本シリーズの大ヒットにより、車体を電飾で飾り、ペイントを施して走るアートトラック（デコトラ）が増加した。 by Wikiさん

エフはハンドルを握ると男前になる。
運転中の横顔はワイルドなファルに見えなくもないが、そう思える余裕も無いほど運転が危険過ぎヤバイ。普段はファルに免許を取り上げられている。



【水曜日について】
お茶会に揃えた貴銃士たちは娘ちゃんが特に可愛がる粒選り揃いの三挺、あくまでキュート枠。ミカエルは紳士枠。
ホクサイくんは植物の赤にだけ反応して青く変化するという特殊な薬品をばら撒いた。もはや公害。ファルの帰還後、安定のお仕置きをくらって元に戻す薬品を開発し花壇を解毒。しかしアインスは土ごとまるっと新しくした。



【金曜日について】
ファルと娘ちゃんは互いに互いの容貌が好みであるが、口を開けば小憎ったらしいので、顔だけやたら良いだけの相手と割り切っている。似た者同士の同類嫌悪。顔だけ愛でて、口では貶しあえるくらいの距離感がちょうど良かったりする。
ファルさんは大人の男なのでパリジェンヌと後腐れ無い関係を築き、何食わぬ顔で娘ちゃんを姫抱っこするクズ野郎です。