約束はこの場所で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
医務室で静かにカルテ整理をしていた。
「えーっと……これはここで……」
すると、徐々に廊下が騒がしくなってきた。
誰か怪我でもしたのだろうか。
そう思っていたら、扉が勢いよく開かれた。
そこには白雲君と山田君に腕をホールドされた相澤君がいた。
「だから、大した事ねぇって!」
「いいから診てもらえって!」
「大した事ないかどうかは、●●ちゃんが決めるからYO!」
会話から察するに、どうやら相澤君が怪我をして、白雲と山田君が大事を取ってここまで連れてきたようだ。
「山田君の言う通りよ?相澤君、そこに座って」
「……チッ」
舌打ちをしつつも、2人に捕まっている相澤君は逃げられず、大人しく座った。
私も彼の前に座り直す。
消毒した手でそっと相澤君の顔を覗きこみ、優しく瞼を開いた。
目の奥の充血は深く、本人の平静な表情にも、少しだけ疲労の色が滲んでいる。
確かに、これは心配になる。
「これ、どうしたの?」
「……」
「閃走寺 の個性が目にかすったんだ」
答えない相澤君の代わりに、白雲君が説明をしてくれた。
「なるほどね……。でも、この程度なら私の個性で治せそう……」
そう言って個性を使おうとしたら、相澤君は急に真剣な眼差しで私の手をそっと制した。
「……やめろ。その個性、お前の体にも負担かかるんだろ」
「え……?」
驚いて顔を見ると、相澤君は真っ直ぐに私を見つめていた。
「点眼薬だけでいいから」
こんな状況なのに、自分のことより私のことを考えるなんて。
本当に不器用なんだから。
だけど、その優しさが胸にじんわりと広がった。
「分かった。でも、良くならなかったら今度こそ個性使うからね。そのときは無理やりにでも」
心配そうに見ていた白雲君と山田君に視線を送ると、2人は無言で頷いた。
相澤君は、ほんの少しだけ唇を緩めた。
「……お節介だな」
「ふふっ……」
私は相澤君の希望通り点眼薬と冷たいタオルの用意をした。
アナタの目指すヒーローだって、節介が本質なんじゃないの?
そんなことを考えながら、私は相澤君の処置をした。
「えーっと……これはここで……」
すると、徐々に廊下が騒がしくなってきた。
誰か怪我でもしたのだろうか。
そう思っていたら、扉が勢いよく開かれた。
そこには白雲君と山田君に腕をホールドされた相澤君がいた。
「だから、大した事ねぇって!」
「いいから診てもらえって!」
「大した事ないかどうかは、●●ちゃんが決めるからYO!」
会話から察するに、どうやら相澤君が怪我をして、白雲と山田君が大事を取ってここまで連れてきたようだ。
「山田君の言う通りよ?相澤君、そこに座って」
「……チッ」
舌打ちをしつつも、2人に捕まっている相澤君は逃げられず、大人しく座った。
私も彼の前に座り直す。
消毒した手でそっと相澤君の顔を覗きこみ、優しく瞼を開いた。
目の奥の充血は深く、本人の平静な表情にも、少しだけ疲労の色が滲んでいる。
確かに、これは心配になる。
「これ、どうしたの?」
「……」
「
答えない相澤君の代わりに、白雲君が説明をしてくれた。
「なるほどね……。でも、この程度なら私の個性で治せそう……」
そう言って個性を使おうとしたら、相澤君は急に真剣な眼差しで私の手をそっと制した。
「……やめろ。その個性、お前の体にも負担かかるんだろ」
「え……?」
驚いて顔を見ると、相澤君は真っ直ぐに私を見つめていた。
「点眼薬だけでいいから」
こんな状況なのに、自分のことより私のことを考えるなんて。
本当に不器用なんだから。
だけど、その優しさが胸にじんわりと広がった。
「分かった。でも、良くならなかったら今度こそ個性使うからね。そのときは無理やりにでも」
心配そうに見ていた白雲君と山田君に視線を送ると、2人は無言で頷いた。
相澤君は、ほんの少しだけ唇を緩めた。
「……お節介だな」
「ふふっ……」
私は相澤君の希望通り点眼薬と冷たいタオルの用意をした。
アナタの目指すヒーローだって、節介が本質なんじゃないの?
そんなことを考えながら、私は相澤君の処置をした。
