脂肪=幸せの量
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ほどなくして、私は新しい恋をした。
私の勤め先の小ぢんまりとした飲食店で、美味しいって食べに来てくれる常連さんがいる。
「●●ちゃんおるー?今日も来たでー!」
「太志郎さん!いらっしゃい!」
丸っこくてふくよかで、いつも明るくて、どことなくソースの香りを漂わせてくる彼、豊満太志郎さん。
いつもお昼を過ぎた時間に来るため、雑談がてら一度だけお仕事について尋ねたことがあるけれど、そのときは何故か濁されてしまった。
名前は教えてくれるのに仕事は内緒なんだ、と不思議に思ったけれど、そういうこともあるよね、と割り切って接している。
「注文は何にしますか?」
「今日は日替わり定食にしようかな」
「ご飯特盛りサービスしますね」
「いつもありがとさん」
なんて、二カッと笑う笑顔が素敵。
「ほんま、●●ちゃんが作る飯は絶品や!」
「またまた〜!料理長のレシピ通りに作っているだけですよ」
「それならいつか●●ちゃんのオリジナルの料理が食うてみたいわ」
お世辞かもしれない。
だけど、仮に食べてもらったとしても元カレのように私のせいで太った、と文句を言わなさそう。
そんな体型をしている。
だから私は勇気を振り絞って誘ってみた。
「じゃあ……今度、うちに来ます?」
お盆で顔を半分隠して、様子をうかがいながら返事を待つ。
「ええの?!行く!今度と言わずに今からでも!」
「え、今からですか?!今はちょっと、仕事中なので……」
思った以上の食付き具合で、逆に断ってしまった。
「ほな、また時間あるときに誘ってぇや!」
「ふふふっ」
本当に癒される。
こんなにふくよかな人に抱きついたらどんな感じなんだろう。
って私ったらはしたないことを。
だけど、本当に太志郎さんの体は私にとって魅力的だった。
私の勤め先の小ぢんまりとした飲食店で、美味しいって食べに来てくれる常連さんがいる。
「●●ちゃんおるー?今日も来たでー!」
「太志郎さん!いらっしゃい!」
丸っこくてふくよかで、いつも明るくて、どことなくソースの香りを漂わせてくる彼、豊満太志郎さん。
いつもお昼を過ぎた時間に来るため、雑談がてら一度だけお仕事について尋ねたことがあるけれど、そのときは何故か濁されてしまった。
名前は教えてくれるのに仕事は内緒なんだ、と不思議に思ったけれど、そういうこともあるよね、と割り切って接している。
「注文は何にしますか?」
「今日は日替わり定食にしようかな」
「ご飯特盛りサービスしますね」
「いつもありがとさん」
なんて、二カッと笑う笑顔が素敵。
「ほんま、●●ちゃんが作る飯は絶品や!」
「またまた〜!料理長のレシピ通りに作っているだけですよ」
「それならいつか●●ちゃんのオリジナルの料理が食うてみたいわ」
お世辞かもしれない。
だけど、仮に食べてもらったとしても元カレのように私のせいで太った、と文句を言わなさそう。
そんな体型をしている。
だから私は勇気を振り絞って誘ってみた。
「じゃあ……今度、うちに来ます?」
お盆で顔を半分隠して、様子をうかがいながら返事を待つ。
「ええの?!行く!今度と言わずに今からでも!」
「え、今からですか?!今はちょっと、仕事中なので……」
思った以上の食付き具合で、逆に断ってしまった。
「ほな、また時間あるときに誘ってぇや!」
「ふふふっ」
本当に癒される。
こんなにふくよかな人に抱きついたらどんな感じなんだろう。
って私ったらはしたないことを。
だけど、本当に太志郎さんの体は私にとって魅力的だった。