寝ても覚めても
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また別の日、1限目の授業が始まって少しした頃。
隣の治君は、いつものように静かに机に突っ伏して眠り始めた。
昨日も遅くまで部活だったのかな。
あまりにも寝すぎると、少しだけ心配になる。
そう思いながら、せっせとノートを取った。
どうせ起きたらノートを見せてとかせびってくるんだから。
しばらくして、不意にスカートの上から太股に何かが触れる感覚が走った。
「!?」
思わずビクッと肩を跳ねさせ、それとなく視線を下ろす。
すると、そこには治君の大きな手が、私の太股をワサワサと撫でていた。
くすぐったくて思わず太股に力が入る。
なん……で……。
でも治君は、ぐっすり寝てるように見える。
顔は机に伏せたまま、呼吸も穏やか。
本当に寝ぼけているだけなの?
思わず首を傾げた。
教室のざわめきの中、誰にも気付かれないように太股を守ったり、何度か手を払い退けてみた。
だけど、それでもゆらゆらと彼の手は私の太股に戻ってくる。
そして、また無意識に触ってきた。
これでは切りが無い。
諦めた私は、赤くなった顔をそっと隠しながらただ耐えることにした。
一体どんな夢を見ているのよ……。
やがて授業が終わり、チャイムが鳴ると、治君は大あくびをして何食わぬ顔で起き上がる。
「ふぁ〜……。また寝てもうたわ」
席に座り直し、何事もなかったような顔。
私はつい彼をじっと見てしまう。
「……寝ながら、色々してたよ?」
そっけなく言うと、治君は一瞬きょとんとして、
「え?俺、また何かやらかした……?」
眠そうな顔で考える素振りを見せる。
私はため息をひとつついた。
「本当にもう……。無自覚なの……?」
「ん?なんて?」
私の声が小さすぎて、治君には届かなかったみたい。
「なんでもない!それより、どうせノート取ってないんでしょ?見せてあげるから早く写しちゃって」
私はノートをそっと治君の方に押し出した。
「ありがとう!またプリン奢るな!」
治君の顔に、屈託のない笑顔が浮かぶ。
どうやら私の中では、すっかりプリン好きな子になってしまったようだ。
その笑顔につられて、私は口角を少し上げた。
隣の治君は、いつものように静かに机に突っ伏して眠り始めた。
昨日も遅くまで部活だったのかな。
あまりにも寝すぎると、少しだけ心配になる。
そう思いながら、せっせとノートを取った。
どうせ起きたらノートを見せてとかせびってくるんだから。
しばらくして、不意にスカートの上から太股に何かが触れる感覚が走った。
「!?」
思わずビクッと肩を跳ねさせ、それとなく視線を下ろす。
すると、そこには治君の大きな手が、私の太股をワサワサと撫でていた。
くすぐったくて思わず太股に力が入る。
なん……で……。
でも治君は、ぐっすり寝てるように見える。
顔は机に伏せたまま、呼吸も穏やか。
本当に寝ぼけているだけなの?
思わず首を傾げた。
教室のざわめきの中、誰にも気付かれないように太股を守ったり、何度か手を払い退けてみた。
だけど、それでもゆらゆらと彼の手は私の太股に戻ってくる。
そして、また無意識に触ってきた。
これでは切りが無い。
諦めた私は、赤くなった顔をそっと隠しながらただ耐えることにした。
一体どんな夢を見ているのよ……。
やがて授業が終わり、チャイムが鳴ると、治君は大あくびをして何食わぬ顔で起き上がる。
「ふぁ〜……。また寝てもうたわ」
席に座り直し、何事もなかったような顔。
私はつい彼をじっと見てしまう。
「……寝ながら、色々してたよ?」
そっけなく言うと、治君は一瞬きょとんとして、
「え?俺、また何かやらかした……?」
眠そうな顔で考える素振りを見せる。
私はため息をひとつついた。
「本当にもう……。無自覚なの……?」
「ん?なんて?」
私の声が小さすぎて、治君には届かなかったみたい。
「なんでもない!それより、どうせノート取ってないんでしょ?見せてあげるから早く写しちゃって」
私はノートをそっと治君の方に押し出した。
「ありがとう!またプリン奢るな!」
治君の顔に、屈託のない笑顔が浮かぶ。
どうやら私の中では、すっかりプリン好きな子になってしまったようだ。
その笑顔につられて、私は口角を少し上げた。
