食べたい、食べられたい
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先日は教室以外でお昼ご飯を食べようかと思ったけれど、結局いつもの教室で食べている。
小さくなったお弁当箱で食べている姿を治君に見られたいからなのか、はたまた北村君がまた治君に好きなタイプの様な情報を聞き出してくれるかもしれないから、と言う理由からなのか。
どちらにせよ浅はかである。
しかし、北村君から出た話題は私の想像を遥かに上回るものだった。
「そう言えば、最近彼女は元気?ほら、色白の……」
「彼女?あーマルちゃんね。元気やで」
え、治君って彼女いるの?
この間、好きなタイプの話をしていたから、てっきりいないものかと思っていたのに。
それとも最近お付き合いを始めたのか。
それにしてもマルちゃんて……。
私なんて◯◯さん、なのに。
そもそも彼女とただのクラスメイトを比べるのもおかしな話だけど。
でも、いつか●●ちゃんって呼ばれたい……。
「そっか、元気かー。俺は久しく会 うてへんなー。」
「北村も会いに行ったらええやん」
「いやいや、俺なんかより治を待ってるやん。治がどない部活で遅 おなっても健気に」
色白の上に健気。
そして友達にも紹介されているマルちゃん。
私がそのマルちゃんに勝てる要素はあるだろうか。
いや、ない。
もちろん略奪する気はないのだけれど。
私は目の前の小さなお弁当箱を見つめた。
なんか、せっかくダイエットを始めたのに無意味に思えてきた。
いやいや、それなら今後は自分の健康のためにダイエットをしていることにしよう。
治君は関係ない。
だからこれからも続ける。
そして、いつか私にもチャンスが回ってきたときには……。
しかし、チャンスは意外にも早くやってきた。
小さくなったお弁当箱で食べている姿を治君に見られたいからなのか、はたまた北村君がまた治君に好きなタイプの様な情報を聞き出してくれるかもしれないから、と言う理由からなのか。
どちらにせよ浅はかである。
しかし、北村君から出た話題は私の想像を遥かに上回るものだった。
「そう言えば、最近彼女は元気?ほら、色白の……」
「彼女?あーマルちゃんね。元気やで」
え、治君って彼女いるの?
この間、好きなタイプの話をしていたから、てっきりいないものかと思っていたのに。
それとも最近お付き合いを始めたのか。
それにしてもマルちゃんて……。
私なんて◯◯さん、なのに。
そもそも彼女とただのクラスメイトを比べるのもおかしな話だけど。
でも、いつか●●ちゃんって呼ばれたい……。
「そっか、元気かー。俺は久しく
「北村も会いに行ったらええやん」
「いやいや、俺なんかより治を待ってるやん。治がどない部活で
色白の上に健気。
そして友達にも紹介されているマルちゃん。
私がそのマルちゃんに勝てる要素はあるだろうか。
いや、ない。
もちろん略奪する気はないのだけれど。
私は目の前の小さなお弁当箱を見つめた。
なんか、せっかくダイエットを始めたのに無意味に思えてきた。
いやいや、それなら今後は自分の健康のためにダイエットをしていることにしよう。
治君は関係ない。
だからこれからも続ける。
そして、いつか私にもチャンスが回ってきたときには……。
しかし、チャンスは意外にも早くやってきた。