見た目じゃない
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「おはようございます」
遅刻するかと思ったけど、始業時間に間に合ってよかった。
「今日遅かったじゃん」
「あはは……」
隣のデスクの木村君に言われて苦笑いをしてしまった。
これも治がゆっくりご飯を食べたせいだ。
今度言わないと、食べに来るならもっと早く来てって。
なんだかこれじゃあ食べに来て欲しいみたい。
ーーーー
時刻はお昼時。
仕事も切りがいいから、そろそろお昼休憩をしようとしたとき、
「◯◯さん、お昼一緒に行かない?」
木村君も仕事の切りがいいのかお昼を誘ってくれた。
だけど、
「ごめんね、私お弁当持ってきてるから」
「◯◯さんっていつもお弁当だよね。偉いな」
「大した物は作ってないよ、残り物だし。見せるの恥ずかしいし」
お世辞なしに本当に誰にも見せられないお弁当。
「どれどれ」
お弁当の蓋を開けられそうになったので、急いで蓋を押さえて取り上げた。
「見せませーん」
「残念」
社食か外へ食べに行く人が大半のため、私はデスクでお弁当を誰にも見られずにいつもこっそり食べている。
今日も今日とてそれは変わらない。
「それじゃあ前もって誘うから、そのときは来てくれよ。俺、◯◯さんともっと仲良くなりたいし」
「あ、うん。分かった」
なんて照れながら言うから、こちらも戸惑ってしまう。
「じゃあ」
オフィスを出ていた木村君。
え、木村君って私と仲良くなりたかったの?
ただの隣の席のよしみ?それとも………。
今までそう言う目で見たことがなったし、異性を特別視することも長らくしていなかったから、誰かに話を聞いてもらいたい。
そうだ、治がご飯を奢ってくれるって言っていたから、夜にお邪魔しようかな。
遅刻するかと思ったけど、始業時間に間に合ってよかった。
「今日遅かったじゃん」
「あはは……」
隣のデスクの木村君に言われて苦笑いをしてしまった。
これも治がゆっくりご飯を食べたせいだ。
今度言わないと、食べに来るならもっと早く来てって。
なんだかこれじゃあ食べに来て欲しいみたい。
ーーーー
時刻はお昼時。
仕事も切りがいいから、そろそろお昼休憩をしようとしたとき、
「◯◯さん、お昼一緒に行かない?」
木村君も仕事の切りがいいのかお昼を誘ってくれた。
だけど、
「ごめんね、私お弁当持ってきてるから」
「◯◯さんっていつもお弁当だよね。偉いな」
「大した物は作ってないよ、残り物だし。見せるの恥ずかしいし」
お世辞なしに本当に誰にも見せられないお弁当。
「どれどれ」
お弁当の蓋を開けられそうになったので、急いで蓋を押さえて取り上げた。
「見せませーん」
「残念」
社食か外へ食べに行く人が大半のため、私はデスクでお弁当を誰にも見られずにいつもこっそり食べている。
今日も今日とてそれは変わらない。
「それじゃあ前もって誘うから、そのときは来てくれよ。俺、◯◯さんともっと仲良くなりたいし」
「あ、うん。分かった」
なんて照れながら言うから、こちらも戸惑ってしまう。
「じゃあ」
オフィスを出ていた木村君。
え、木村君って私と仲良くなりたかったの?
ただの隣の席のよしみ?それとも………。
今までそう言う目で見たことがなったし、異性を特別視することも長らくしていなかったから、誰かに話を聞いてもらいたい。
そうだ、治がご飯を奢ってくれるって言っていたから、夜にお邪魔しようかな。