~第一章〜 振り回すのはどっち
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ーー及川sideーー
カフェを出て、夜道を歩く。
街灯の光に照らされた●●ちゃんは、ご機嫌な様子だった。
「ごめんね、奢ってもらっちゃって」
頭を下げてお礼を言う。
本当は男らしく俺が奢りたかった。
だけど、部活が忙しくてバイトする時間がない俺にはそんな甲斐性はあるはずもなく、情けない思いをした。
「いいのよー、ここは大人のお姉さんに甘えなさい!」
●●ちゃんは、豪快に自分の胸をドーンと叩いた。
その仕草がいちいち愛らしい。
「それなら、お礼にならないかもしれないけど、せめて家まで送らせて」
それに、酔ってフラフラな●●ちゃんを1人で帰すことなんてできない。
俺はいつでも彼女を支えられるように、少し後ろを付いて歩く。
●●ちゃんの家は、カフェから歩いてすぐのアパートだった。
ここなら、学校終わりにだって寄れる距離だ。
そんなことを考えながら歩いていると、目的地に到着した。
「送ってくれてありがとう!」
酔っておぼつかない手で、●●ちゃんは家の鍵を開ける。
「良かったら上がってく?お茶くらいなら出せるけど」
その言葉に、心臓がドキリとした。
期待していなかったといえば嘘になるけれど、明日も朝早くから部活がある。
どう考えても帰った方がいいに決まっている。
だけど、この機会を逃したら、次はいつこうして2人きりになれるだろうか。
そして何より、俺のことを男として意識してもらいたかった。
「あ、無理にとは言わないから!」
俺が黙り込んでいると、●●ちゃんは慌てて付け足した。
「無理なんてしてないよ」
俺は覚悟を決めた。
「そっか……。何もないところだけど、どうぞ」
そう言って招き入れてくれたのはいいものの、
「ちょっと着替えるから待ってて」
と言い残し、●●ちゃんは寝室へと入ってしまった。
その上、全然部屋から出てこない。
リビングで待ちながら、不安になる。
あまりにも遅すぎる。
「●●ちゃん、大丈夫?開けるよー」
心配になって部屋を覗いてみると、着替えの途中で力尽きた●●ちゃんの姿があった。
スヤスヤと気持ち良さそうに寝息を立てている。
取りあえずベッドへ寝かせるか……。
●●ちゃんを抱き上げた、その時。
「ん、ん……徹?」
目を開けた●●ちゃんが、ぼんやりとした瞳で俺を見上げた。
「あ、起きちゃった?」
「徹だー!」
次の瞬間、まるで子供のように、●●ちゃんは俺の首にぎゅーっと腕を回してで抱き締めてきた。
駅のロータリーで俺が抱き締めたときは、剥ぐように手を振り払って来たのに……。
「そんなに密着してくると襲っちゃうよー」
少しだけ意地悪な声で囁いてみる。
「徹だもん、へーき」
その言葉に、俺の顔から笑みが消えた。
またガキ扱いか……。
本当に俺って男として見られていないんだな。
●●ちゃんには少しだけ痛い目に合わせて分からせないと。
「俺だって、欲情するんだよ?」
そう言って、●●ちゃんを優しくベッドへと下ろした。
そのまま、彼女を覆い被さる体勢になる。
俺は彼女の胸元に顔を寄せ、胸の突起を服越しにコリッと甘噛した。
「ひゃっ……徹、だめ……だよ」
「……俺のこと、まだ子供に見える?」
顔を上げ、●●ちゃんの潤んだ瞳を見る。
「嫌ならやめるし、最後まではしないけど、少しでも意識してくれるのなら、俺にもチャンスをちょうだい」
その答えを待たずに、俺は●●ちゃんの唇を奪った。
カフェを出て、夜道を歩く。
街灯の光に照らされた●●ちゃんは、ご機嫌な様子だった。
「ごめんね、奢ってもらっちゃって」
頭を下げてお礼を言う。
本当は男らしく俺が奢りたかった。
だけど、部活が忙しくてバイトする時間がない俺にはそんな甲斐性はあるはずもなく、情けない思いをした。
「いいのよー、ここは大人のお姉さんに甘えなさい!」
●●ちゃんは、豪快に自分の胸をドーンと叩いた。
その仕草がいちいち愛らしい。
「それなら、お礼にならないかもしれないけど、せめて家まで送らせて」
それに、酔ってフラフラな●●ちゃんを1人で帰すことなんてできない。
俺はいつでも彼女を支えられるように、少し後ろを付いて歩く。
●●ちゃんの家は、カフェから歩いてすぐのアパートだった。
ここなら、学校終わりにだって寄れる距離だ。
そんなことを考えながら歩いていると、目的地に到着した。
「送ってくれてありがとう!」
酔っておぼつかない手で、●●ちゃんは家の鍵を開ける。
「良かったら上がってく?お茶くらいなら出せるけど」
その言葉に、心臓がドキリとした。
期待していなかったといえば嘘になるけれど、明日も朝早くから部活がある。
どう考えても帰った方がいいに決まっている。
だけど、この機会を逃したら、次はいつこうして2人きりになれるだろうか。
そして何より、俺のことを男として意識してもらいたかった。
「あ、無理にとは言わないから!」
俺が黙り込んでいると、●●ちゃんは慌てて付け足した。
「無理なんてしてないよ」
俺は覚悟を決めた。
「そっか……。何もないところだけど、どうぞ」
そう言って招き入れてくれたのはいいものの、
「ちょっと着替えるから待ってて」
と言い残し、●●ちゃんは寝室へと入ってしまった。
その上、全然部屋から出てこない。
リビングで待ちながら、不安になる。
あまりにも遅すぎる。
「●●ちゃん、大丈夫?開けるよー」
心配になって部屋を覗いてみると、着替えの途中で力尽きた●●ちゃんの姿があった。
スヤスヤと気持ち良さそうに寝息を立てている。
取りあえずベッドへ寝かせるか……。
●●ちゃんを抱き上げた、その時。
「ん、ん……徹?」
目を開けた●●ちゃんが、ぼんやりとした瞳で俺を見上げた。
「あ、起きちゃった?」
「徹だー!」
次の瞬間、まるで子供のように、●●ちゃんは俺の首にぎゅーっと腕を回してで抱き締めてきた。
駅のロータリーで俺が抱き締めたときは、剥ぐように手を振り払って来たのに……。
「そんなに密着してくると襲っちゃうよー」
少しだけ意地悪な声で囁いてみる。
「徹だもん、へーき」
その言葉に、俺の顔から笑みが消えた。
またガキ扱いか……。
本当に俺って男として見られていないんだな。
●●ちゃんには少しだけ痛い目に合わせて分からせないと。
「俺だって、欲情するんだよ?」
そう言って、●●ちゃんを優しくベッドへと下ろした。
そのまま、彼女を覆い被さる体勢になる。
俺は彼女の胸元に顔を寄せ、胸の突起を服越しにコリッと甘噛した。
「ひゃっ……徹、だめ……だよ」
「……俺のこと、まだ子供に見える?」
顔を上げ、●●ちゃんの潤んだ瞳を見る。
「嫌ならやめるし、最後まではしないけど、少しでも意識してくれるのなら、俺にもチャンスをちょうだい」
その答えを待たずに、俺は●●ちゃんの唇を奪った。
