仮面売りの少女
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ーーおまけ②(Mr.コンプレスside)ーー
死穢八斎會の事件から、もう1週間が経った。
「最近、同じ仮面ばかり着けてるじゃねぇか」
そう言ってきたのは、意外にも荼毘だった。
彼が俺の仮面に興味を持っていたとは、思ってもみなかった。
「ああ……。この間の死穢八斎會のときに、予備が全て壊れてしまってね」
仮面の表面にはまだ傷が残っている。
その触れた指先に、戦いの激しさの名残を感じる。
本当なら……できることなら、●●さんのお店に出向いて、新しい仮面を注文したかった。
だけど、先日彼女の店へ足を運んでみたが、お店はやっていなかった。
最初はたまたま休みかと思い、その後も何度か様子を見に行った。
だが、あの日以来、彼女の姿を見ることは1度もなかった。
もしかしたら、ニュースで俺たちの姿を見たのかもしれない。
それで彼女は怯えて逃げ出したのだろう。
そう考えると、胸の奥がずきりと痛む。
一般市民の彼女を、これ以上巻き込むわけにはいかない。
仮面など、他の誰かに作ってもらえば済むことだ。
……頭では分かっている。
だが、心はどうしても納得してくれない。
これほどまでに、彼女の仮面に……いや、彼女自身に惹かれていたのだと、今さら自覚する。
せめて、最後に別れの言葉だけでも伝えたい。
それすら叶わないなら、そのときは本当に諦めよう。
そう決めて、俺は彼女を探し始めた。
死穢八斎會の事件から、もう1週間が経った。
「最近、同じ仮面ばかり着けてるじゃねぇか」
そう言ってきたのは、意外にも荼毘だった。
彼が俺の仮面に興味を持っていたとは、思ってもみなかった。
「ああ……。この間の死穢八斎會のときに、予備が全て壊れてしまってね」
仮面の表面にはまだ傷が残っている。
その触れた指先に、戦いの激しさの名残を感じる。
本当なら……できることなら、●●さんのお店に出向いて、新しい仮面を注文したかった。
だけど、先日彼女の店へ足を運んでみたが、お店はやっていなかった。
最初はたまたま休みかと思い、その後も何度か様子を見に行った。
だが、あの日以来、彼女の姿を見ることは1度もなかった。
もしかしたら、ニュースで俺たちの姿を見たのかもしれない。
それで彼女は怯えて逃げ出したのだろう。
そう考えると、胸の奥がずきりと痛む。
一般市民の彼女を、これ以上巻き込むわけにはいかない。
仮面など、他の誰かに作ってもらえば済むことだ。
……頭では分かっている。
だが、心はどうしても納得してくれない。
これほどまでに、彼女の仮面に……いや、彼女自身に惹かれていたのだと、今さら自覚する。
せめて、最後に別れの言葉だけでも伝えたい。
それすら叶わないなら、そのときは本当に諦めよう。
そう決めて、俺は彼女を探し始めた。
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