手のかかる後輩
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
部活の時間。
今日は男子バレー部と私が所属している女子バドミントン部が体育館を半分ずつ使用する日。
と、言っても3年生がコートをメインで使うため、2年生である私は中々体育館には入れないんだけど。
この日も例外ではなく、先輩が体育館のコートを使っている間は外で走り込みとストレッチ、筋トレ、素振りのメニューをこなす。
「いっちにーさんしー、ごーろくしちはちー」
やる気のない号令。
少しくらい抜け出しても、誰も何も咎めない。
確か男子バレー部も人数が多いから1年生は外で練習をしていたはず……。
素振りをしつつ、ジリジリと場所を移動する。
建物の角を曲がると予想通り男子バレー部の1年生がトス練習をしていた。
えっと、確か飯綱は背が高いって言っていたっけ。
だけど、男子バレー部なんて背の高い子だらけ。
取り敢えず扱い難い見た目をしている子を探した。
……あの子、かな?
「ねぇねぇ、君?手のかかるって飯綱が言っていた後輩君って」
私は躊躇なく話しかけた。
「え?」
身長は推定180cm以上。
短髪茶髪にまろ眉毛。
パッと見は無邪気で無害そうだけれど、意外とこういう子が厄介だったりする。
私の直感がそう言っているから。
彼は練習を中断させて私の方を向いた。
「飯綱さん、俺のことそんな風に言っていたんすか……」
短いまろ眉毛が申し訳程度に下がった。
考えなしに話しかけちゃったけれど、本人に手のかかる、なんて言わない方が良かったか。
「ところで先輩は?」
「私?私は◯◯●●。飯綱のクラスメイトだよ」
「●●先輩……」
「この曜日は私も隣のスペースで部活しているから、これから顔を合わせるかもね」
「そうっすね」
そこまで話をしていると、体育館の扉が開いた。
「1年生、2年生と交代だ」
「はーい、じゃあ、また●●先輩」
男子バレー部の掛け声によって、1年生は体育館へと入っていき、代わりに2年生が外へと出てきた。
「よお、◯◯。サボりか?」
「外練、外練。私の部は3年生が多いから、引退するまでろくに体育館が使えないのよ」
「そう言えば言っていたな」
そんな憐れんた目で見ないでおくれよ。
「ところで◯◯、今朝聞いてきただろ。手のかかる後輩」
「あー、それならもういいよ。自力で見つけたから」
「そうか。見た目から厄介そうだもんな。すぐ分かるか」
「うんうん」
分かる分かる、と大きく頷いた。
人懐っこそうな見た目に騙される人多いだろうしね。
そう言えば、名前聞きそびれちゃった。
また会ったときでいいか。
今日は男子バレー部と私が所属している女子バドミントン部が体育館を半分ずつ使用する日。
と、言っても3年生がコートをメインで使うため、2年生である私は中々体育館には入れないんだけど。
この日も例外ではなく、先輩が体育館のコートを使っている間は外で走り込みとストレッチ、筋トレ、素振りのメニューをこなす。
「いっちにーさんしー、ごーろくしちはちー」
やる気のない号令。
少しくらい抜け出しても、誰も何も咎めない。
確か男子バレー部も人数が多いから1年生は外で練習をしていたはず……。
素振りをしつつ、ジリジリと場所を移動する。
建物の角を曲がると予想通り男子バレー部の1年生がトス練習をしていた。
えっと、確か飯綱は背が高いって言っていたっけ。
だけど、男子バレー部なんて背の高い子だらけ。
取り敢えず扱い難い見た目をしている子を探した。
……あの子、かな?
「ねぇねぇ、君?手のかかるって飯綱が言っていた後輩君って」
私は躊躇なく話しかけた。
「え?」
身長は推定180cm以上。
短髪茶髪にまろ眉毛。
パッと見は無邪気で無害そうだけれど、意外とこういう子が厄介だったりする。
私の直感がそう言っているから。
彼は練習を中断させて私の方を向いた。
「飯綱さん、俺のことそんな風に言っていたんすか……」
短いまろ眉毛が申し訳程度に下がった。
考えなしに話しかけちゃったけれど、本人に手のかかる、なんて言わない方が良かったか。
「ところで先輩は?」
「私?私は◯◯●●。飯綱のクラスメイトだよ」
「●●先輩……」
「この曜日は私も隣のスペースで部活しているから、これから顔を合わせるかもね」
「そうっすね」
そこまで話をしていると、体育館の扉が開いた。
「1年生、2年生と交代だ」
「はーい、じゃあ、また●●先輩」
男子バレー部の掛け声によって、1年生は体育館へと入っていき、代わりに2年生が外へと出てきた。
「よお、◯◯。サボりか?」
「外練、外練。私の部は3年生が多いから、引退するまでろくに体育館が使えないのよ」
「そう言えば言っていたな」
そんな憐れんた目で見ないでおくれよ。
「ところで◯◯、今朝聞いてきただろ。手のかかる後輩」
「あー、それならもういいよ。自力で見つけたから」
「そうか。見た目から厄介そうだもんな。すぐ分かるか」
「うんうん」
分かる分かる、と大きく頷いた。
人懐っこそうな見た目に騙される人多いだろうしね。
そう言えば、名前聞きそびれちゃった。
また会ったときでいいか。
