手のかかる後輩
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あれから数日後の休み時間。
1週間もしないうちに男子バレー部と部活の場所が被る日だけれど、その前に例の後輩君を廊下で見かけた。
「おーい!」
友達と並んで移動教室へ行く途中なのだろうか、私はお構いなしに手を振って呼んだ。
「?」
呼ばれているのが自分なのか自信がないからなのか、キョロキョロと周りを見渡してから、俺っすか?と自分自身を指差す後輩君。
私のこと、忘れちゃったのかな?
「そうそう、君君!」
「えーっと……あ、●●先輩!」
後輩君は思い出したのか、パッと声が明るくなった。
「覚えていてくれて嬉しいな」
「今日はどうしたんですか?」
どうもこうもじゃないよ。
「この間、名前聞くの忘れちゃったから、聞こうと思って」
「ああ、そんなことですか。俺は古森元也。ちなみに、隣のコイツも同じバレー部の佐久早聖臣」
「……っぅす」
元也君が紹介してくれた子は癖のある黒髪にマスクをしている男子生徒。
さっきから全然目が合わない。
大人しそうな子だ。
「元也君と聖臣君ね!これから移動教室?」
「はい、そうです」
そう言いながら次の授業に使う教材を見せてきた。
「そっかー」
その教材はここからそこそこ離れた特別教室の授業の物だった。
チラッと廊下から教室の時計を見ると、ゆっくり話をするほどの時間はない。
もう少し話してみたかったけれど、残念。
「引き止めちゃってごめんね。私ももう行くから」
「あの!」
自分の教室へと向かおうとしたところで逆に元也君に引き止められた。
「なに?」
「これから俺も気軽に話しかけて良いですか?」
驚いた。
まさかそんな事を言ってくるとは。
そんなの返事は決まっている。
「勿論だよ!」
そう言って今度こそ私たちは別れた。
古森元也君に、佐久早聖臣君か……。
教室に戻りながら脳内で名前を復唱した。
他の部の後輩が出来るのって、なんだか嬉しい。
元也君の方からも話しかけてくれるみたいだし、わざと1年生の廊下をウロウロしてみようかな……なんてね。
1週間もしないうちに男子バレー部と部活の場所が被る日だけれど、その前に例の後輩君を廊下で見かけた。
「おーい!」
友達と並んで移動教室へ行く途中なのだろうか、私はお構いなしに手を振って呼んだ。
「?」
呼ばれているのが自分なのか自信がないからなのか、キョロキョロと周りを見渡してから、俺っすか?と自分自身を指差す後輩君。
私のこと、忘れちゃったのかな?
「そうそう、君君!」
「えーっと……あ、●●先輩!」
後輩君は思い出したのか、パッと声が明るくなった。
「覚えていてくれて嬉しいな」
「今日はどうしたんですか?」
どうもこうもじゃないよ。
「この間、名前聞くの忘れちゃったから、聞こうと思って」
「ああ、そんなことですか。俺は古森元也。ちなみに、隣のコイツも同じバレー部の佐久早聖臣」
「……っぅす」
元也君が紹介してくれた子は癖のある黒髪にマスクをしている男子生徒。
さっきから全然目が合わない。
大人しそうな子だ。
「元也君と聖臣君ね!これから移動教室?」
「はい、そうです」
そう言いながら次の授業に使う教材を見せてきた。
「そっかー」
その教材はここからそこそこ離れた特別教室の授業の物だった。
チラッと廊下から教室の時計を見ると、ゆっくり話をするほどの時間はない。
もう少し話してみたかったけれど、残念。
「引き止めちゃってごめんね。私ももう行くから」
「あの!」
自分の教室へと向かおうとしたところで逆に元也君に引き止められた。
「なに?」
「これから俺も気軽に話しかけて良いですか?」
驚いた。
まさかそんな事を言ってくるとは。
そんなの返事は決まっている。
「勿論だよ!」
そう言って今度こそ私たちは別れた。
古森元也君に、佐久早聖臣君か……。
教室に戻りながら脳内で名前を復唱した。
他の部の後輩が出来るのって、なんだか嬉しい。
元也君の方からも話しかけてくれるみたいだし、わざと1年生の廊下をウロウロしてみようかな……なんてね。
