私のヒーロー活動
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後日、爆豪君の汗を採集した結果、彼の汗からはニトロのような物質が検出された。
ニトロは凍結させると液体時よりやや鈍感になるが、解凍もしくは部分解凍すると鋭敏になるようだ。
今着ているコスチュームの特徴、籠手に汗を貯める。
籠手に急速冷凍とマイクロ波解凍の機能を組み込めば時間差で威力が倍増した爆発が起こせそうだ。
最初、爆豪君から感覚でやっている、と言われたときはどうなるかと思ったけれど、いいサポートアイテムが作れそうじゃん。
後はカプサイシンを取り入れてみて発汗効果が上がるか実験して……やりたいことがいっぱいだ。
ーーーー
試作品1号の完成。
調整期間まで待てない。
授業以外で爆豪君に会わないといけないのは癪だけど、これもより良いサポートアイテムのためだ。
「爆豪君いる?」
「あ゛あ?!なんだクソサポ!」
ヒーロー科の教室の扉を開けると、相変わらず不機嫌そうな爆豪君がいた。
だけど、そんなことはお構いなしに、
「ちょっと来て!」
「俺様に指図するな!」
爆豪君の腕を引き、訓練所へ向かった。
「はい、これ付けて」
「いつも付けてる籠手と同じじゃねぇか」
「いいから、いいから」
右手のみに装着させて、いつも通りに個性を出すよう伝える。
「…………爆発しねぇ」
「おかしいな、ちょっとそのままでいて」
私は右腕の義手の指をドライバーモードに変形させて、籠手を分解した。
……なるほど、ニトロを凍結させるまではできているが、解凍ができていなかったようだ。
「なんだ、その腕」
「義手なの」
「はんっ!発明好きすぎて自分の腕も改造しちまったってか」
昔から義手のことで色々言われてきたけれど、慣れることはない。
爆豪君も他の人たちと同じことを言うんだね。
「……ごめん、直ぐに不具合直せそうにないから、また今度」
試作品を抱えて逃げるように去った。
ニトロは凍結させると液体時よりやや鈍感になるが、解凍もしくは部分解凍すると鋭敏になるようだ。
今着ているコスチュームの特徴、籠手に汗を貯める。
籠手に急速冷凍とマイクロ波解凍の機能を組み込めば時間差で威力が倍増した爆発が起こせそうだ。
最初、爆豪君から感覚でやっている、と言われたときはどうなるかと思ったけれど、いいサポートアイテムが作れそうじゃん。
後はカプサイシンを取り入れてみて発汗効果が上がるか実験して……やりたいことがいっぱいだ。
ーーーー
試作品1号の完成。
調整期間まで待てない。
授業以外で爆豪君に会わないといけないのは癪だけど、これもより良いサポートアイテムのためだ。
「爆豪君いる?」
「あ゛あ?!なんだクソサポ!」
ヒーロー科の教室の扉を開けると、相変わらず不機嫌そうな爆豪君がいた。
だけど、そんなことはお構いなしに、
「ちょっと来て!」
「俺様に指図するな!」
爆豪君の腕を引き、訓練所へ向かった。
「はい、これ付けて」
「いつも付けてる籠手と同じじゃねぇか」
「いいから、いいから」
右手のみに装着させて、いつも通りに個性を出すよう伝える。
「…………爆発しねぇ」
「おかしいな、ちょっとそのままでいて」
私は右腕の義手の指をドライバーモードに変形させて、籠手を分解した。
……なるほど、ニトロを凍結させるまではできているが、解凍ができていなかったようだ。
「なんだ、その腕」
「義手なの」
「はんっ!発明好きすぎて自分の腕も改造しちまったってか」
昔から義手のことで色々言われてきたけれど、慣れることはない。
爆豪君も他の人たちと同じことを言うんだね。
「……ごめん、直ぐに不具合直せそうにないから、また今度」
試作品を抱えて逃げるように去った。