貧乳の魅力
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ーーおまけ(川西side)ーー
●●とソウマは同じ大学で、入学してから意気投合して、それからつるむようになった。
一緒にいる時間が長いからか、俺が●●のことを好きになるのは必然だった。
だけど、●●はソウマのことが好き。
ずっと見ているから分かる。
そして、先日2人に飲みに行こうと誘われて居酒屋に行けば、
「実は私たち……」
「付き合うことになった」
と報告された。
「2人が付き合えて本当に良かったよ!」
嬉し涙なのか、悔し涙なのか。
おそらく後者だろう。
俺は泣きながら祝福の言葉を綴った。
だって、●●が幸せそうに笑っていたから。
好きな人の幸せを願いたかった。
だから俺はソウマに釘を差した。
「●●のこと泣かせるなよ!」
あいつには“マユ”と言う幼馴染の女の子がいる。
幼馴染にしては近い距離感。
そのせいで●●はソウマはあの子が好きなんだ、と勘違いをして俺に相談してきたことがあったから。
そんな前科があるから尚更。
飲み会はお開きになり、ソウマのアパートの方へ消えていく2人を見送ってから、俺は電話をかけた。
2コール目で着信音が消えたかと思えば、気だるげな声が聞こえた。
“なんだよ、太一”
「白布……今暇か?ちょっと話したいことがあるんだけど」
白布賢二郎。高校のときに部活や勉強でお世話になった同級生。
“……30分だけな”
「恩に着る!」
白布は面倒くさがるけれど、なんだかんだいつも話を聞いてくれる。
俺は急いで白布の家へ向かった。
ーーーー
白布は勉強していたらしく、本当に30分で帰れと言われた。
医大生って大変だな。
「んで、どうしたんだよ。どうせ愛しの●●ちゃんのこのなんだろ」
「うん。今日彼氏ができたって」
「ふーん。巨乳好きのあいつか?」
無言で頷く。
「それで、諦めてメソメソ俺のところへ来た、と。情けないな」
「だけど、●●が選んだ人だから……」
「俺はお前の話でしか事情を知らないけれど、太一の方がマシだと思う」
「白布!!」
まさか白布がそんなことを思っているとは。
思わず抱きついてしまった。
「っ!……あくまでマシだって話だ。離れろ」
「悪 い、取り乱した」
「このまま引き下がるワケじゃないだろ。ハイエナのようにチャンスを狙え」
「おう」
白布の言う通り、●●とソウマの些細な変化も見逃さないようにした。
それから酔った●●に公園へ呼び出されたのは、そう遠くない未来だった。
●●とソウマは同じ大学で、入学してから意気投合して、それからつるむようになった。
一緒にいる時間が長いからか、俺が●●のことを好きになるのは必然だった。
だけど、●●はソウマのことが好き。
ずっと見ているから分かる。
そして、先日2人に飲みに行こうと誘われて居酒屋に行けば、
「実は私たち……」
「付き合うことになった」
と報告された。
「2人が付き合えて本当に良かったよ!」
嬉し涙なのか、悔し涙なのか。
おそらく後者だろう。
俺は泣きながら祝福の言葉を綴った。
だって、●●が幸せそうに笑っていたから。
好きな人の幸せを願いたかった。
だから俺はソウマに釘を差した。
「●●のこと泣かせるなよ!」
あいつには“マユ”と言う幼馴染の女の子がいる。
幼馴染にしては近い距離感。
そのせいで●●はソウマはあの子が好きなんだ、と勘違いをして俺に相談してきたことがあったから。
そんな前科があるから尚更。
飲み会はお開きになり、ソウマのアパートの方へ消えていく2人を見送ってから、俺は電話をかけた。
2コール目で着信音が消えたかと思えば、気だるげな声が聞こえた。
“なんだよ、太一”
「白布……今暇か?ちょっと話したいことがあるんだけど」
白布賢二郎。高校のときに部活や勉強でお世話になった同級生。
“……30分だけな”
「恩に着る!」
白布は面倒くさがるけれど、なんだかんだいつも話を聞いてくれる。
俺は急いで白布の家へ向かった。
ーーーー
白布は勉強していたらしく、本当に30分で帰れと言われた。
医大生って大変だな。
「んで、どうしたんだよ。どうせ愛しの●●ちゃんのこのなんだろ」
「うん。今日彼氏ができたって」
「ふーん。巨乳好きのあいつか?」
無言で頷く。
「それで、諦めてメソメソ俺のところへ来た、と。情けないな」
「だけど、●●が選んだ人だから……」
「俺はお前の話でしか事情を知らないけれど、太一の方がマシだと思う」
「白布!!」
まさか白布がそんなことを思っているとは。
思わず抱きついてしまった。
「っ!……あくまでマシだって話だ。離れろ」
「
「このまま引き下がるワケじゃないだろ。ハイエナのようにチャンスを狙え」
「おう」
白布の言う通り、●●とソウマの些細な変化も見逃さないようにした。
それから酔った●●に公園へ呼び出されたのは、そう遠くない未来だった。
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