貧乳の魅力
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「ねえ、ソウマ……いい?」
その後、彼の家で身体を重ねようとしたけれど、
「ごめん、酒のせいかなー。今日はもう寝ようか」
気まずい雰囲気にならないように、嫌なことを言われても笑い飛ばしたのに。
そんなことは関係なく、結局今回も勃たなかったソウマのソレ。
「そっか、分かった」
別にセックスだけが全てではない。
私だってソウマの見た目が完璧タイプなわけじゃないし。
好きなところはそこじゃないから。
なんて、聞き分けの良いフリをしたけれど、心では泣いていた。
ああ、私の身体は彼の好みじゃないのか。
そんなことを考えると全然寝れなかった。
隣を見ると呑気にスースーと寝息を立てているソウマ。
私は寝入ったソウマのスマホを手に取った。
電源を付けると表示されたパスワードは指紋認証で易々と突破。
こっそりメッセージアプリを覗くと、私と太一が入っているグループのトークを除き、一番上にはソウマの幼馴染の“マユ”の名前が上がっていた。
付き合う前に彼女のことで勘違いをして喧嘩をしたことがある。
彼女はただの幼馴染だから、恋愛感情なんかないって。
幼馴染なのは仕方がない。
だけど、連絡頻度が私より多いから減らすように言ったのに。
「結局連絡してるじゃん……」
悪いと分かっていながらもメッセージの内容を確認した。
あ、この日にち。私とソウマが初めて情事を試みた日だ。
その日も結局緊張していて勃たない、と中断した。
こんなときもマユちゃんに連絡したんだ。
内容は、
「巨乳じゃないから勃たなかったわ」
「ビックリするほどそそられない身体(笑)」
と、私を貶す言葉ばかり。
マユちゃんもマユちゃんで、
「え〜可哀想すぎる!」
「マユが慰めてあげようか?」
と、浮気をほのめかすやり取り。
ああ、見なければよかった。
見て碌なことない。
そんなこと分かっていたのに。
悔しいし、悲しい、虚しい。
女として、好きな人に“勃たない”とか“そそられない”と言われるほど辛く屈辱的なことはない。
貧乳なんて……。
巨乳に生まれたかった。
そうすれば少しは私も魅力的に見えたのかな。
結局、その後も何度かソウマと身体を重ねようとしたけど一度も勃たず、それが原因で別れた。
ごめんね、太一。
あんなに祝福してくれたのに。
その後、彼の家で身体を重ねようとしたけれど、
「ごめん、酒のせいかなー。今日はもう寝ようか」
気まずい雰囲気にならないように、嫌なことを言われても笑い飛ばしたのに。
そんなことは関係なく、結局今回も勃たなかったソウマのソレ。
「そっか、分かった」
別にセックスだけが全てではない。
私だってソウマの見た目が完璧タイプなわけじゃないし。
好きなところはそこじゃないから。
なんて、聞き分けの良いフリをしたけれど、心では泣いていた。
ああ、私の身体は彼の好みじゃないのか。
そんなことを考えると全然寝れなかった。
隣を見ると呑気にスースーと寝息を立てているソウマ。
私は寝入ったソウマのスマホを手に取った。
電源を付けると表示されたパスワードは指紋認証で易々と突破。
こっそりメッセージアプリを覗くと、私と太一が入っているグループのトークを除き、一番上にはソウマの幼馴染の“マユ”の名前が上がっていた。
付き合う前に彼女のことで勘違いをして喧嘩をしたことがある。
彼女はただの幼馴染だから、恋愛感情なんかないって。
幼馴染なのは仕方がない。
だけど、連絡頻度が私より多いから減らすように言ったのに。
「結局連絡してるじゃん……」
悪いと分かっていながらもメッセージの内容を確認した。
あ、この日にち。私とソウマが初めて情事を試みた日だ。
その日も結局緊張していて勃たない、と中断した。
こんなときもマユちゃんに連絡したんだ。
内容は、
「巨乳じゃないから勃たなかったわ」
「ビックリするほどそそられない身体(笑)」
と、私を貶す言葉ばかり。
マユちゃんもマユちゃんで、
「え〜可哀想すぎる!」
「マユが慰めてあげようか?」
と、浮気をほのめかすやり取り。
ああ、見なければよかった。
見て碌なことない。
そんなこと分かっていたのに。
悔しいし、悲しい、虚しい。
女として、好きな人に“勃たない”とか“そそられない”と言われるほど辛く屈辱的なことはない。
貧乳なんて……。
巨乳に生まれたかった。
そうすれば少しは私も魅力的に見えたのかな。
結局、その後も何度かソウマと身体を重ねようとしたけど一度も勃たず、それが原因で別れた。
ごめんね、太一。
あんなに祝福してくれたのに。