4年越しの片思い
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今日のバイトは億劫だ。
決して体調が悪いだとか、苦手な人と同じシフトとかではない。
むしろ太一君と同じで嬉しい。
だけど、今日が最終日だって言っていたから。
どんな顔をして会えばいいのか。
悩んだけれど、結局いつも通りに出勤した。
「おはようございます」
太一君は……まだ来ていないみたい。
別に何を話すわけでもないけど、ソワソワと彼が来るのを待った。
しかし、時間になっても来なかった。
そう言えば、今日って岡本さんシフトに入っていなかったはずだけど……。
噂をすれば岡本さんが手持ち無沙汰でいる。
私は彼女の側に駆け寄った。
「今日って川西君シフト入っていますよね?寝坊したとか」
ははは、だらしが無いですよねー、なんて笑いながら岡本さんに聞くと、
「あー、急に面接が入ったとかで、私が代わりに入りました」
「そうだったんですね」
「なんか、送別会もいらないからって店長に話もしていました。今日がバイト最終日だったのに」
なんだ、そっか……。
言ってくれれば良かったのに。
いつも他愛のない連絡はしてくるくせに。
面接かー。先越されちゃったな。
連絡先を交換こそすれど、プライベートで遊ぶことはなかった。
だから、シフトが重ならなければ会う機会もないし、太一君も環境が変われば色々と忙しくなる。
面と向かって告白を断らずに済んで良かった。
………良かったのかな。
決して体調が悪いだとか、苦手な人と同じシフトとかではない。
むしろ太一君と同じで嬉しい。
だけど、今日が最終日だって言っていたから。
どんな顔をして会えばいいのか。
悩んだけれど、結局いつも通りに出勤した。
「おはようございます」
太一君は……まだ来ていないみたい。
別に何を話すわけでもないけど、ソワソワと彼が来るのを待った。
しかし、時間になっても来なかった。
そう言えば、今日って岡本さんシフトに入っていなかったはずだけど……。
噂をすれば岡本さんが手持ち無沙汰でいる。
私は彼女の側に駆け寄った。
「今日って川西君シフト入っていますよね?寝坊したとか」
ははは、だらしが無いですよねー、なんて笑いながら岡本さんに聞くと、
「あー、急に面接が入ったとかで、私が代わりに入りました」
「そうだったんですね」
「なんか、送別会もいらないからって店長に話もしていました。今日がバイト最終日だったのに」
なんだ、そっか……。
言ってくれれば良かったのに。
いつも他愛のない連絡はしてくるくせに。
面接かー。先越されちゃったな。
連絡先を交換こそすれど、プライベートで遊ぶことはなかった。
だから、シフトが重ならなければ会う機会もないし、太一君も環境が変われば色々と忙しくなる。
面と向かって告白を断らずに済んで良かった。
………良かったのかな。