結局どんなアナタも好き
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体育祭、全体練習の日。
全校生徒が体操服に着替えて運動場へと集められた。
主に段取りや行進の練習と、一部の競技も本番さながらにやることになっている。
『選手宣誓……以下略。次に校長先生のお話……以下略』
司会担当が開会式の流れの実演をしていく。
本番当日も以下略をしてくれればいいのに。
だって、校長先生の話が長くなることなんて目に見えているから。
そうこうしているうちに、競技の流れの練習に入った。
私の出る種目は女子が全員参加する綱引きと男女混合の二人三脚。
この二人三脚が私にとって重要。
だってペアがやっくんなんだから。
最初はやる気のない担任の先生が名簿順で組ませようとしてきたけれど、体育委員の必死の抗議により、運動神経や背丈重視でペアが組まれることになった。
それで私は運良くやっくんと。
好きな人とペアだなんて、前世で一体どんな徳を積んだのか。
そして、今日に至るまでの二人三脚の練習をしていくうちにやっくんについて分かったことがある。
小柄な割にガッシリとした体付き、男の人特有の匂い、極めつけに体育祭に取り組む真剣な眼差し。
これらを知ってしまってからは更に好きになった。
こんなギャップ、反則だよ。
好きになるまではやっくんのことただの小柄でやんちゃなクラスメイトとしか思っていなかったのに。
人って恋をするとこんなにも見え方が変わるものなのか。
そんなやっくんは今誰かを探しているのかキョロキョロと周りを見渡している。
かと思いきや、私と目が合うと真直ぐにこちらへ向かってきた。
「……えっ?」
探していたのって、私?!
「●●ちゃん!次、二人三脚の予行練習だよ!」
「あ、そっか。ごめんね、すぐに行く」
そうだよね、それ以外でやっくんが私を探す理由なんてないよね。
「早く、早く!」
「ちょっ……ぁ!」
やっくんに手を引かれて待機場所まで連れて行かれた。
二人三脚で肩を組むため、今よりもっと密着したことがあるとは言え、この距離感はいつまでも慣れない。
全校生徒が体操服に着替えて運動場へと集められた。
主に段取りや行進の練習と、一部の競技も本番さながらにやることになっている。
『選手宣誓……以下略。次に校長先生のお話……以下略』
司会担当が開会式の流れの実演をしていく。
本番当日も以下略をしてくれればいいのに。
だって、校長先生の話が長くなることなんて目に見えているから。
そうこうしているうちに、競技の流れの練習に入った。
私の出る種目は女子が全員参加する綱引きと男女混合の二人三脚。
この二人三脚が私にとって重要。
だってペアがやっくんなんだから。
最初はやる気のない担任の先生が名簿順で組ませようとしてきたけれど、体育委員の必死の抗議により、運動神経や背丈重視でペアが組まれることになった。
それで私は運良くやっくんと。
好きな人とペアだなんて、前世で一体どんな徳を積んだのか。
そして、今日に至るまでの二人三脚の練習をしていくうちにやっくんについて分かったことがある。
小柄な割にガッシリとした体付き、男の人特有の匂い、極めつけに体育祭に取り組む真剣な眼差し。
これらを知ってしまってからは更に好きになった。
こんなギャップ、反則だよ。
好きになるまではやっくんのことただの小柄でやんちゃなクラスメイトとしか思っていなかったのに。
人って恋をするとこんなにも見え方が変わるものなのか。
そんなやっくんは今誰かを探しているのかキョロキョロと周りを見渡している。
かと思いきや、私と目が合うと真直ぐにこちらへ向かってきた。
「……えっ?」
探していたのって、私?!
「●●ちゃん!次、二人三脚の予行練習だよ!」
「あ、そっか。ごめんね、すぐに行く」
そうだよね、それ以外でやっくんが私を探す理由なんてないよね。
「早く、早く!」
「ちょっ……ぁ!」
やっくんに手を引かれて待機場所まで連れて行かれた。
二人三脚で肩を組むため、今よりもっと密着したことがあるとは言え、この距離感はいつまでも慣れない。
