結局どんなアナタも好き
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ーーおまけ②(夜久side)ーー
体育祭当日。
朝から黒尾に絡まれた。
本当に何かと突っかかってきて嫌になる。
特にコイツは悔しいことに背が高い。
まさに●●ちゃんのタイプと言っても過言ではない。
いや、過言であって欲しい。
黒尾と言い合いをしながらも、近くでキャッキャッしているクラスの女子の集団に視線をやると、どうやら髪を結っているようだった。
その中には●●ちゃんの姿も。
いつも髪を下ろしている彼女の初めて見るポニーテール姿。
可愛いと思った。
ショートヘアが好きだけれど、色んなヘアスタイルができるロングも悪くない、と考えを改めさせられるほどに。
黒尾と喋っていなければ、すぐさま似合っているって言いに行くのに。
ーーーー
二人三脚の出番待ちをしていると、またもや絡んできた黒尾。
しかも、今回は俺にだけじゃなくて●●ちゃんに向けた言葉。
「今度は転ぶなよ〜。張り合いがないから。まっ、転ばなくても1位は俺らだけど」
「いーやっ、1位は俺らだから!なっ●●ちゃん!」
同意を求めようと●●ちゃんの方に振り向くと、思っていたより彼女が近くにいて驚いた。
あと数センチ顔を前に出せば唇が付きそうなくらいに。
って俺はなんてことを考えているんだ!
すぐさま煩悩を振り払った。
……。
…………。
●●ちゃんの肩に腕を回しスタートの合図を待つ。
「位置について、よーい…………」
パアアァァンッ
「いっちに、いっちに!」
息を揃えて掛け声をかける。
いい調子だ。
走ってる途中、●●ちゃんのポニーテールがペチペチと俺の背中に当たり、何だかくすぐったかった。
だけど、それすらも可愛く感じる。
結果、黒尾たちが転んだこともあって、俺たちは圧勝。
1位を勝ち獲った。
早速●●ちゃんと勝利を分かち合おうと思ったのに、彼女の視線が黒尾に向いていることに気が付いた。
もしかして●●ちゃんの好きな人って……。
慌てて黒尾から俺に意識を向けさせた。
「なあ、●●ちゃん。黒尾ばっかり見ていないで、1位を獲った喜びを一緒に噛み締めようぜ!」
「あ、うん。そうだね」
なんでそんな困ったような声を出すの?
気付いたときには、心に秘めていた言葉が出ていた。
「それとも、●●ちゃんって黒尾のことが好きだったりする?だって背の高いやつが好みなんだろ?」
「え……っ?」
図星だからそんな反応をするの?
そう思っていたら、
「そんなことないよ!だって私の好きな人は……!」
「好きな人は……?」
「な、内緒!そう言うやっくんだって、ショートヘアの子が好きなんでしょ?」
好きな人は教えてくれなかったけれど、黒尾ではないことに一安心した。
ところで、なんで●●ちゃんは俺がショートが好きなことを知っているんだ?
確かにショートは可愛いと思うけれど、
「●●ちゃんの魅力は髪型でどうこう変わるもんじゃない」
現に俺は●●ちゃんの髪型関係なく好きになった。
「やっくんの好きな子って……」
あんな言い方をしたからか、●●ちゃんは薄々察した様だった。
でも告白は今じゃない。
「俺も内緒!あ、もうすぐで対抗リレー始まる。応援してくれよな!」
逃げるように選手待機所へと向かった。
今は言えないけれど、いつかちゃんと告白するから。
だから、待っていてほしい。
体育祭当日。
朝から黒尾に絡まれた。
本当に何かと突っかかってきて嫌になる。
特にコイツは悔しいことに背が高い。
まさに●●ちゃんのタイプと言っても過言ではない。
いや、過言であって欲しい。
黒尾と言い合いをしながらも、近くでキャッキャッしているクラスの女子の集団に視線をやると、どうやら髪を結っているようだった。
その中には●●ちゃんの姿も。
いつも髪を下ろしている彼女の初めて見るポニーテール姿。
可愛いと思った。
ショートヘアが好きだけれど、色んなヘアスタイルができるロングも悪くない、と考えを改めさせられるほどに。
黒尾と喋っていなければ、すぐさま似合っているって言いに行くのに。
ーーーー
二人三脚の出番待ちをしていると、またもや絡んできた黒尾。
しかも、今回は俺にだけじゃなくて●●ちゃんに向けた言葉。
「今度は転ぶなよ〜。張り合いがないから。まっ、転ばなくても1位は俺らだけど」
「いーやっ、1位は俺らだから!なっ●●ちゃん!」
同意を求めようと●●ちゃんの方に振り向くと、思っていたより彼女が近くにいて驚いた。
あと数センチ顔を前に出せば唇が付きそうなくらいに。
って俺はなんてことを考えているんだ!
すぐさま煩悩を振り払った。
……。
…………。
●●ちゃんの肩に腕を回しスタートの合図を待つ。
「位置について、よーい…………」
パアアァァンッ
「いっちに、いっちに!」
息を揃えて掛け声をかける。
いい調子だ。
走ってる途中、●●ちゃんのポニーテールがペチペチと俺の背中に当たり、何だかくすぐったかった。
だけど、それすらも可愛く感じる。
結果、黒尾たちが転んだこともあって、俺たちは圧勝。
1位を勝ち獲った。
早速●●ちゃんと勝利を分かち合おうと思ったのに、彼女の視線が黒尾に向いていることに気が付いた。
もしかして●●ちゃんの好きな人って……。
慌てて黒尾から俺に意識を向けさせた。
「なあ、●●ちゃん。黒尾ばっかり見ていないで、1位を獲った喜びを一緒に噛み締めようぜ!」
「あ、うん。そうだね」
なんでそんな困ったような声を出すの?
気付いたときには、心に秘めていた言葉が出ていた。
「それとも、●●ちゃんって黒尾のことが好きだったりする?だって背の高いやつが好みなんだろ?」
「え……っ?」
図星だからそんな反応をするの?
そう思っていたら、
「そんなことないよ!だって私の好きな人は……!」
「好きな人は……?」
「な、内緒!そう言うやっくんだって、ショートヘアの子が好きなんでしょ?」
好きな人は教えてくれなかったけれど、黒尾ではないことに一安心した。
ところで、なんで●●ちゃんは俺がショートが好きなことを知っているんだ?
確かにショートは可愛いと思うけれど、
「●●ちゃんの魅力は髪型でどうこう変わるもんじゃない」
現に俺は●●ちゃんの髪型関係なく好きになった。
「やっくんの好きな子って……」
あんな言い方をしたからか、●●ちゃんは薄々察した様だった。
でも告白は今じゃない。
「俺も内緒!あ、もうすぐで対抗リレー始まる。応援してくれよな!」
逃げるように選手待機所へと向かった。
今は言えないけれど、いつかちゃんと告白するから。
だから、待っていてほしい。
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