結局どんなアナタも好き
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そして迎えた体育祭の本番。
運動場には各クラス事にテントが建てられ、その下に椅子が置かれた。
そんな中で開会式が始まる前にクラスの女子は気合を入れるために髪を結んでいた。
先日ミサちゃんが髪の長い女子はポニーテールにしよう、と言って回ったためだ。
もちろん断る理由もなく、私もポニーテールにする。
だけど、普段からその髪型にしていないため、うまく結べなかった。
そんな私のような不器用な子のために、結べる子が順番に結ってくれている。
「ミサちゃん、お願いね」
「おっけー!●●ちゃん座って」
ミサちゃんは手際よく私の髪を結っていく。
「●●ちゃんの髪ってサラサラだね」
「そうかな。バッサリ切っちゃおうか悩んでいるんだけど」
だって、やっくんがショートの方が好きだと言っていたから。
「え〜!勿体ないって!伸ばしなよ」
勿体ない、か。
確かに切ったところでやっくんと付き合えるとは限らない。
だけど、何も努力をしないまま振られるよりは、悪あがきをした方が納得ができる気がする。
「はい、可愛くできたよ!」
悩んでいる間にヘアセットが終わった。
「ありがとう!」
いつも下ろしているから首元がなんだかスースーして落ち着かない。
首を軽く振ると、ポニーテールがユラユラと揺れた。
やっくんにも可愛いって思ってもらいたいな。
目は自然とやっくんを探していた。
……あ、いた!
やっくんは黒尾君と何やらバチバチと火花を飛ばしている。
「優勝は俺のクラスが頂くからな!」
「はっ、それはどうかな!二人三脚の予行練習は俺らの方が速かっただろ」
「本番が全て!練習は所詮練習!」
「練習でできなければ本番でもできませーん!」
確かに黒尾君の言う通り、予行練習は私が派手に転んだせいで散々な結果に。
だけど、それを反省して休み時間の度に練習を重ねたから、あの頃の私たちではない、と信じたい。
運動場には各クラス事にテントが建てられ、その下に椅子が置かれた。
そんな中で開会式が始まる前にクラスの女子は気合を入れるために髪を結んでいた。
先日ミサちゃんが髪の長い女子はポニーテールにしよう、と言って回ったためだ。
もちろん断る理由もなく、私もポニーテールにする。
だけど、普段からその髪型にしていないため、うまく結べなかった。
そんな私のような不器用な子のために、結べる子が順番に結ってくれている。
「ミサちゃん、お願いね」
「おっけー!●●ちゃん座って」
ミサちゃんは手際よく私の髪を結っていく。
「●●ちゃんの髪ってサラサラだね」
「そうかな。バッサリ切っちゃおうか悩んでいるんだけど」
だって、やっくんがショートの方が好きだと言っていたから。
「え〜!勿体ないって!伸ばしなよ」
勿体ない、か。
確かに切ったところでやっくんと付き合えるとは限らない。
だけど、何も努力をしないまま振られるよりは、悪あがきをした方が納得ができる気がする。
「はい、可愛くできたよ!」
悩んでいる間にヘアセットが終わった。
「ありがとう!」
いつも下ろしているから首元がなんだかスースーして落ち着かない。
首を軽く振ると、ポニーテールがユラユラと揺れた。
やっくんにも可愛いって思ってもらいたいな。
目は自然とやっくんを探していた。
……あ、いた!
やっくんは黒尾君と何やらバチバチと火花を飛ばしている。
「優勝は俺のクラスが頂くからな!」
「はっ、それはどうかな!二人三脚の予行練習は俺らの方が速かっただろ」
「本番が全て!練習は所詮練習!」
「練習でできなければ本番でもできませーん!」
確かに黒尾君の言う通り、予行練習は私が派手に転んだせいで散々な結果に。
だけど、それを反省して休み時間の度に練習を重ねたから、あの頃の私たちではない、と信じたい。
